日誌

「化石発見!!」



 「校長先生、化石をもってきました。」3年生の湯地隼斗君が大きな石の塊を抱えて校長室の前に立っていました。見せてもらうと、確かに何かの化石のようです。動物の背骨のような模様がくっきり浮き上がっています。話を聞くと、前日お爺ちゃんがみかん畑で作業中に発見したということでした。残念ながら私ではどのような物なのか判断できないため、地学を専門にしている知人に連絡を取り、写真を見てもらいました。「実物を見ていないのではっきりとしたことは言えない」としながらも、恐らく「貝などの生物が通った後が化石となった物」ではないかということでした。その理由は、写真で見る限り化石そのものに骨らしい痕跡が見えにくいからということでした。しかし確証はないということでした。とにかく、ながい地球規模の歴史の積み重ねを実感できる素晴らしい資料です。身近な発見に強い興味をもって見せに来てくれた隼斗君の探究心は素晴らしいですね。