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走ってきました。


昨日は「みまたんマラソン」に参加して
走ってきましたよ。5km。





副町長や教育長をはじめ、本校職員、本校児童・保護者
たくさんのマラソン好きな方々と一緒に
ふうふう言いながら走ったり歩いたりして何とか完走(完歩?)いたしました。

普段から運動に縁のない私が
なぜ参加したかというと・・・・

昨年度某教育長先生から
「三股町の行事だから校長先生方は当然
 走るか、出るか、応援するかだよね。」
といわれまして・・・・

走ると出るは同じじゃないかと言う事は置いといて・・・・
正直、「え~めんどくせえ。」
と思いながらしぶしぶ応援に行きました。

本当にしぶしぶでした。ごめんなさい・・・・

もともと運動神経の鈍かった私は、
どの位にぶかったかというと、

6年生の体力テスト50m走記録、9秒6
どうやって走れば9秒もかかるのか、といわれるくらいの走り方で
実際に「ちゃんとまじめに走れ!」とよく先生から怒られてました。

泳げるようになったのは高校1年生ですし
水に顔をつけられるようになったのは
6年生の時に、意地悪なお友達に
川に突き落とされて川底に沈んだ時ですし・・・

まあそんな子でしたから、どんなことになるかというと

マラソン大会とかあると必ずとんでもないくらい「ビリ」なわけで・・・
どれくらいのビリかというと・・・

私が学校外のコースを走って(歩いて?)学校に戻ってくると
飫肥小学校1200人のお友達はみんな着かえて集合し
閉会式を始めようとしている・・・・

そういう時に限って気の利く放送委員の子が、
「さあ、最後の走者がかえってきました。みんなで応援しましょう。」
と放送をいれ、

1200人のお友達が一斉に
「がんばれ~」と大声援を送ってくれるという・・・・・
そういう程度にすさまじいくらいの「ビリ」でして・・・


内心、「ほっといてくれ」
と思ってました。


そういう私が、昨年度マラソン大会の見学に行き
ゴール付近にいると、

必死になって帰ってくるランナーに、
あの時の1200人のお友達のように
一生懸命「頑張れ~」といって
手をたたいて応援している自分がいました。

「あれ?、ということは、
 あの時の1200人のお友達は、
 ひょっとして本当に応援してくれていたのかな?」

と、おもいました。

全く器の小さな人間らしく、
50年の長きにわたって
一所懸命応援してくれたお友達に対して
「うるせえ、ほっといてくれ」

放送委員のお友達に対して
「よけいなことすんな。」

などと心の中でずっと文句を言っておりました。

もうあの時の1200人のお友達に
謝ることはできないので、
代わりに来年度に何kmでもいいので大会に出場して
素直に応援してくれる皆さんに
「ありがとう。」
と、あの時のお友達に
「ごめんなさい。」
がいいたいなあ・・・・

と思ったわけで、

応援、本当に力になりました。
走っていて元気になりました。

特に折り返し地点で「がんばってください」と
かいた画用紙をもって応援してくれていた女の子、
それを見てとっても元気が出ました。

応援があると力が出るって本当なんですね。
ありがとうございました。

来年はアスリートタウンの一員として
歩かず、ずっと走ります。
(校長)