日誌

選挙の話

 

先日、市の選挙管理委員会の方が2名来られ、出前授業で6年生に選挙の話をしてくださいました。

まず、選挙管理委員会や選挙管理事務局の仕事についての説明がありました。

 

 

そして、選挙の話の始まりです。

まず登場したのが、選挙キャラクターです。キャラクターは(写真がありませんが)、投票箱をイメージしたものでした。箱を組み立てる様子も見せてくださいました。

 

次に出されたのが、投票用紙(のサンプル)です。子どもたちにとっては、初めて触れる投票用紙です。

「何かつるつるしてる。」

と言っていました。

 

 

さて、ここで問題です。選挙用紙は特殊な紙でできています。その特徴は?

子どもたちは、グー、チョキ、パーの3択で挙手して答えました。

答えは、「折りたたんでも、自然に開く」です。実際に4つに折ったものを置くと徐々に開いていくのを見て、子どもたちは小さな声で、

「おー!」

と驚いていました。

 

 

 

 

話は投票率に移ります。直近の市議選の投票率は何と40%を切っていたそうです。ご存じの通り、投票権が得られる年齢は18歳に下がりました。しかし、特に若い年代の投票率が低いという統計結果が示されました。投票率を上げるために取り組んでいることのひとつが、今回の出前授業だと思います。

 

 

さて、選挙に関しての問題にこんなものもありました。

「投票日に最初にその投票所に来た人だけにお願いされることは何でしょう?」

これは、選挙の透明性、公平性に関する問題です。と言えば答えは分かると思います。答えは「投票箱が空であるか確認する」です。不正が行われないよう工夫されているのですね。

 

子どもたちは、実物を見せていただいたりクイズに答えたりしながら、「選挙とは」「選挙の大切さとは」ということを考えるよい機会になったのではないでしょうか。