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すききらいをなくそう

 本校では心身ともに健康な子供の育成のために食育の取組を推進しています。
 その取組の一つとして食育の授業において食の専門家の協力をいただいています。
 本日は1年生の授業に高崎地区学校給食センターの西山先生(栄養教諭)に来ていただきました。ちなみに食育とは「食べ物を大事にする感謝の心」「好き嫌いしないで栄養バランスを考えて食べること」「食事のマナー」「食文化」など食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる力を身に付けることを目的としています。
  
         【西山先生です。何が始まるのかな?】

 まずはじめに不思議な箱が登場しました。何が始まるのでしょう?
 何やら箱の中に何か入っているようです。代表の1年生が箱の中に手を入れて中身を当てることになりました。

   【箱の中に手を入れて中身を考えている様子】

 なんと箱の中身はピーマンでした。なぜ箱の中身がピーマンなのでしょう?実は授業前に行った好き嫌いアンケートの結果が以下です。
  
       【好き嫌いアンケートの結果】

 嫌いな食べ物ナンバー1は、ピーマンだったのです。なぬ!ピーマンは宮崎県の特産物ですよ!ピーマンも食べられるようになってほしいなあ。
 そこで今日の授業は、「何でも食べるとどんないいことがあるか考えよう」ということで食べ物の働きについて教えていただきました。食べ物は赤、緑、黄色の食品に分けられ、それぞれにとっても大事な働きがあることを教えていただきました。これは好き嫌いなんかしてはいられないですね。

        【栄養素について説明する西山先生】

 栄養素を教えていただいたら、気になるのが今日の給食にはどんな栄養があるのかということです。今日の給食に使われている食品は、何色の食品になるのか仲間分けを行いました。

 食品の絵を赤、黄色、緑の部屋に仲間分けを行いました。どの色が多いのかな?
   
           【タブレットで仲間分けをする1年生】

 一人一人がタブレットで仲間分けをした後は、黒板でみんなで確認をしました。さあ、みんなできたかな?

          【黒板に食品の仲間分けをする1年生】

 いつも何気なく食べていた給食が赤、緑、黄色の食品に分けられ、バランスよく作られていることが分かりました。私たちの健康や体の成長のことを考え、工夫して作ってくださっていたんですね。本当にありがたいです。感謝です。ちなみに今日の給食がこれです。

     【今日の給食は地産地消メニューです】

 どうですか?子供たちはこんなにおいしそうな給食を毎日食べています。メニューは、ごはん、牛乳、そして宮崎牛をつかったビビンバ丼の具、わかめ汁です。現在も新型コロナウイルス感染症対策として「黙食」を続けており、声は出せませんが、おいしい給食に思わずにんまり笑顔になっています。
 これからも栄養のバランスを考えて作っていただいている給食センターの皆さんの顔を思い浮かべながら、「これはエネルギーのもと」「これはからだをつくるもの」と確認しながら、おいしくいただきたいと思います。
 西山先生、センターのみなさん、いつもありがとうございます。きっと、1年生は好き嫌いなく食べると思います。