出来事

出来事

学力テスト結果から

7月4日・木曜日
  5月にNRT標準学力テストをしました。その個人結果については、夏休みの個別面談で説明があると思います。全体に言えることは、「読む」力や「考える」力が十分ではないということです。「読む」力については、まず「文章を読む」力をつけなければいけません。平仮名、片仮名、漢字、熟語など知識を身に付け、文章をすらすらと読み、書いてあることを理解する力を高める必要があります。「考える」力は、まず「自分の考えをもつ」ことです。問題や課題に対して、もっている経験知や学んだ知識をつかって、自分の考えや意見をもつことが大切です。「人が言ったから」とか「みんなが言ったから」では、「考える」力は高まりません。家庭でできることとして、「読む力」をつけるには「読書」、「考える力」をつけるには「自分の考えや意見をもたせる機会や場を作る」や「自分の考えに基づいて行動させる」があります。そして、常に「何のために」しているのか、振り返させることも大事です。

学力を向上させるには!

7月3日・水曜日
  本日は、先生方による指導案検討会(7月17日の研究授業のための)があります。学校では、先生方の授業力向上を図るために全員研究授業を行うことになっています。授業力を高め、児童の学力向上を図ることが目的です。学力を向上させるために必要なことの1つに家庭学習の習慣化があります。高校(進学校)では1日5時間勉強しなさいといわれていました。高校で5時間ですから中学校(3年生)では3時間ぐらいはできていないと高校で5時間はできないでしょう。中学校で3時間ですから、小学校高学年では2時間ぐらいはできないと中学校3時間はできないでしょう。小学校高学年で家で2時間勉強しているでしょうか。2時間もつでしょうか。ここが、ポイントです。ここで頑張る子は、中学3年生時に進みたい高校に行ける可能性が高まります。頑張れない子は、進学先が限られてきます。家庭学習の時間が将来を左右すると言えます。親としての役目は、家庭学習高校5時間か中学3時間を目標に小学校高学年2時間の勉強を習慣化することです。褒めて、習慣化させることです。叱ってとか罰を与えてとかいう方法では、2時間勉強しても身につきません。一辺には無理ですから、3月までに2時間できることをめざして、あせらず、褒めながら頑張らせてください。必ずできます。

子どもたちの体験不足

7月2日・火曜日
  現在小林市では、児童生徒の学力向上に取り組んでいます。そのために、ICTを導入し、各教室等にエアコンを設置しました。より学習しやすい環境が整いました。小林市の子どもたちは本当に恵まれています。これほど手を掛けなければならないのは、子どもたちの「生活体験不足」という1つの実態があると思います。刃物を扱ったり、生き物を捕まえたり、森や川で遊んだり等の体験が十分ではありません。森や川に行ったらいけません、刃物は危ない、木に登ってはいけません等できないことが多いし、思い切り遊べる広場がありません。夏場外で遊ばないので暑さに耐えることができません。このような体験不足をICTやエアコン等で補っているといえます。子どもたちは、夏場は涼しい環境で、冬場は暖かい環境で、ICTを使い分かりやすい授業を受けています。ご家庭で、自然の中で遊ぶ体験や日常の生活体験等夏休みに工夫してみてはどうでしょう。海や山でのキャンプとかいいですね。

7月に入りました

7月1日・月曜日
  雨が続いています。6月27日(木)に晴れて以来、4日連続の雨です。子どもたちは、外で遊べないので、欲求不満のことでしょう。うまく解消してほしいと思います。さて、いよいよ7月に入りました。夏休み前の「まとめ」の次期です。7月5日には参観日があります。参観日や個別面談(夏休み中)等で、お子さまの学力の状況や行い、よいところや直したらいいところなど担任の先生と話し合ってください。小学校の教育の目的の一つに「自立・自律」があります。他人依存から自立・自律することができるようにすることです。「自立・自律」するには、「自分で考える」「自分で行動する」「善悪の判断ができる」等の能力が必要となります。先生があまり干渉しすぎるとその能力は育ちません。家庭でも同じで親が手取り足取りしていると何も自分ですることができない子になります。教育者は、発達段階に応じて、自分でできることは自分でさせなければなりません。そこには、「厳しさ」が要求されます。失敗することもあるでしょうが、自分でできたら褒めます。そこには失敗を励まし、できたことを褒める「優しさ」が必要です。「厳しく」そして「優しい」教育者はと、時には突き放し、時には抱擁できる人です。「甘やかし」は「自立・自律」にはならず「わがまま」になります。さて、お子さまは「自立・自律」していますか。まず、ご自分の教育を見直してみましょう。「厳しい」だけとか、「優しい」だけの教育も偏っていますので見直しましょう。

ハートタイム(読み聞かせ)

6月27日・木曜日
本日「ハートタイム」があります。読み聞かせグループ「たんぽぽ」の皆様がボランティアで45分間全クラスで読み聞かせをしてくださいます。子どもたちは、読み聞かせをとても楽しみにしています。この読み聞かせは、子どもたちの心をとても豊かにしてくれます。ですので、この読み聞かせ活動にとても感謝しています。ありがとうございます。また「家読(うちどく)」という読書があります。家庭で、家族みんなで本を読む活動です。子どもが親に読み聞かせしたり、親が子どもに読み聞かせしたり、みんなで読書したりする活動です。ノーゲームデーやノーテレビタイムの取組を推進していますが、このような日に読書するといいのではないでしょうか。読書は、学力向上にもなります。いいことばかりです。是非ご家庭でも取り組んでみてはいかがですか。