学校の様子

学習パターン

「じしゃくについた鉄は、じしゃくになるか?」
ということで、実験をしました。
「なる」と予想した子供が11名、「ならない」と答えた子供が7名でした。
「多数決で決めましょう。」
というと、すかさず、
「だめです。」
と答えます。
「では、理由は?」
と尋ねると、今まで体験したことを思い出しながら、理由を発表していました。その中に、
「鉄はじしゃくではないので、鉄は鉄のままです。だから、じしゃくにはなりません。」
と答えた児童がいました。

実験を重ねていくと、くぎ(鉄)が、いつの間にか、磁石になっている様子が分かり出すと、
「鉄は、じしゃくになるんだな」ということが分かったようです。

小学校の学習は、ここまでです。
「問題」に対して、根拠のある「予想」を立てる。それを確かめるために「実験」や「観察」をする。その「結果」から「結論(まとめ)」を見出す。

この学習パターンを繰り返すことが大切だと考えます。