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着衣泳

 本日の6年生の水泳の学習は、着衣泳の体験をするというものでした。
 長袖シャツ、長ズボン、靴下まではいての活動です。服を着たまま水に落ちたとき、「少しでも慌てずに浮き続け、できるだけ長時間救助を待って命が助かる」ための体験をしました。
 力を抜いて顔が水面に出る体勢で浮き続けるには、あごの角度やおなかを丸めないなどのコツがあります。先生の指導のもと、いろいろな体勢をとって浮く方法を体感しました。
 また、服を着たまま全力で泳いでみました。たった15mでしたが、プールサイドに上がった子どもたちは「はあ、はあ」息があがって苦しそうでした。泳ぎが得意でも、服を着て泳ぐと体力が消耗することを実感しました。
 川に落ちたことを想定して、全員でプールの中を同じ方向に歩いて流れを作り、流れに乗って浮かんで流される実験もしました。流され続けることも大変難しかったようで、すぐに立ち上がってしまう子供もいました。
 そのほかに、どんなに水泳に自信がある人でも、おぼれて必死になっている人に抱きつかれたら、身動きがとれなくなっていっしょにおぼれることもあるという話をして、おぼれている人がいたら、助けを呼ぶこと、近くにある棒や中身を出したペットボトルを利用するとよいことなどを指導しました。
 他の学年も順次、着衣泳の学習を行っていますので、保護者の皆さんは、学習した内容や気をつけたいと思ったことなど、お子さんに聞いてみて下さい。
 水の事故が起こらないことが一番ですが、もしもの時に学習したことを思い出して役立ってくれることを願います。
顔をあげて、一生懸命泳いでみよう!