いい歯の日

 11月8日(火)は「いい歯の日」でした。「いい歯の日」から少し日にちが経ちましたが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちが今日の給食時間に、歯のクイズを出しました。
 「6枚のクッキーを1回で全部食べるのと、30分おきに2枚ずつクッキーを食べる(例:15時に2枚食べて、15時30分に2枚食べて、16時に2枚食べる)のは、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?」という問題です。

【さあ、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?】


【むし歯になりやすいと思う方に手を挙げてもらいました】

 正解は「30分おきに2枚ずつクッキーを食べる」がむし歯になりやすい食べ方です。なぜむし歯になりやすいのか、実は「唾液」が関係しているのです。「唾液」には①口の中のばい菌をやっつける②溶けた歯を元に戻すという働きがあります。30分おきに2まいずつ食べると、口の中に食べ物が入っている時間が頻繁にあり、唾液が思うように働けません。しかし「6枚のクッキーを1回で全部食べる」方は、食べた後は、口の中に何も入っていない状態が続くので、「唾液」がしっかりと働きます。そのため、歯の健康につながります。つまり、時間を決めて食べるということが肝要ということです。


【「唾液」の絵をキャラクターにして、分かりやすくまとめました】

 次に、歯の健康によくないおやつを紹介しました。チョコレートやあめ、キャラメル、清涼飲料水等です。これらを食べる時は「食べ過ぎない」そして「時間を決めて食べる」ということを再確認しました。


【おいしいけれど、ほどほどに】

 歯みがきに加え、おやつの食べ方、おやつの選び方にも意識をもって、歯を健康に保って欲しいと思います。

 また、今回のクイズを準備するにあたり、子どもたちの積極的な姿を目にすることが多々ありました。例えば、自分たちで業間や昼休みに絵を仕上げたり、「リハーサルをするから見に来てください」と担当の職員を呼びに来たりしていました。子どもたちの中にある責任感や行動力にとてもびっくりしました。きっと毎日の学校での学習やご家庭の中、地域の中での活動等で培われた力だと思います。「いい歯の日」の取組を通して、新たな子どもたちの一面、そして成長を見ることができました。