全校宿泊学習(むかばき青少年自然の家)

 6月8日(木)、9日(金)は、全校児童13名でむかばき青少年自然の家へ宿泊学習に行きました。むかばき青少年自然の家が目標として掲げている「規律」「協同」「友愛」「奉仕」について事前に学んだ子どもたち。この2日間で何を学ぶのか、何ができるようになるのか、目標をもってこの日を迎えました。

☆★6月8日(木)(1日目)★☆

1日目は、滝トレッキングをしました。晴れたうえに、むかばき山は心地の良い風が吹き、絶好のトレッキング日和でした。

【がんばるぞー!!】

ゴツゴツした石や落ち葉の上を歩いて行くと、次第に段差の大きな岩の道になり、一段登るのも一苦労でしたが、お互い励ましあいながら、滝まで登り切ることができました。

【絶景を目の当たりにして、子どもたちも大喜びでした。】

 そのまま、滝の下で昼食を食べました。岩の上で滝の細かな水滴を浴びながら食べるお弁当は、また格別においしかったようです。



【集合写真のポーズのかけ声「滝トレッキングはたの『しー!』」】


 午後は、館内イニシアティブゲームをしました。グループに分かれて、「破れた新聞を早く元に戻すためにはどうしたら良いか」など、それぞれのポイント箇所にあるお題についてグループみんなで作戦を立て、挑戦して回るというゲームでした。どのお題も難しそうでしたが、「こうしたらどうか」「その方法でやってみよう」などみんなで話し合いながら、夢中でゲームに挑戦していました。





 お風呂に入り、バイキング式の夕食を食べました。子どもたちが大好きなメニューばかりでほとんどの子がおかわりをしていました。




 夜は、日向市2校の学校と合同のキャンドルのつどいがありました。

【4年生が「火の守」をしました。】

 キャンドルのつどい第2部は各学校の出し物発表です。荒谷小学校は、校歌を歌い、ダンスと夢の発表をしました。以前と少し振り付けを変えたダンスでしたが、全身で力いっぱい、汗をたくさんかきながら踊ることができました。


 力いっぱい踊った息を整えながら、大きな声で堂々と夢を発表する子どもたちの姿に、他の小学生もたくさんの拍手を送ってくれました。大人数の前で、大きな舞台で発表をし終えた子どもたちの顔は、笑顔で溢れていました。きっと子どもたちにとっても、達成感や自信を心から感じた思い出深い発表になったことと思います。







☆★6月9日(金)(2日目)★☆

 1日目の疲れを感じさせずパワフルな子どもたち。みんな元気に2日目がスタートしました。


【朝のつどいで3年生が校旗をあげる係をしました。】



【シーツのたたみ方をむかばきの職員の方に教わりました。】

 朝食や部屋の掃除を済ませた後は、追跡ハイキングをしました。「協同」や「友愛」を忘れず、みんなで力を合わせてゴールすることができました。








 あっという間の二日間。いつも一緒の13人ですが、励まし合いながら滝を目指し、協力しながらゲームを解き、団結して発表をし、衣食住を共に過ごして、いつも以上に「仲間」を感じた2日間になったことと思います。全校宿泊学習をとおして、できるようになったこと、感じ考え学んだことが、これからの学習にどう生かされていくのか、子どもたちの成長にどうつながっていくのか、これからも見守り支えていきたいと思います。