「みらい みやざき まなび隊」の取材

 昨日、mrtの「みらい みやざき まなび隊」の取材が本校で行われました。荒谷小に来られた理由は、今年度本校が指定を受けた「校内研修活性化モデルプログラム開発事業」の取組の取材のためでした。校内研修は、通常であればその学校の職員だけで行うことが多いのですが、この事業は宮崎大学の先生方や研修センターの先生方と一緒に校内研修に取り組み、より一層充実した研修を実施できるようにするための開発事業です。
 
 朝早くから取材に来られたmrtの方々、休み時間には子どもたちにインタビューをしたり、給食時間には一緒に給食を食べたりしました。大学の先生や研修センターの先生方も一緒に給食を食べ、とっても賑やかな給食時間になりました。子どもたちは「私の宮日に載った作文がろうかに貼られています」とか「昼休みは野球をします。あまりサッカーはしません」など、日頃の学校生活の様子を嬉しそうにお客様に話していました。
 
   【たくさんの人に囲まれての取材はドキドキしたようでした】
 
【いつものおいしい給食が、今日は2倍も3倍もおいしく感じられました】
 
 5校時には5・6年生で研究授業が行われました。教科は国語で、5年生は「森林のおくりもの」6年生は「未来に生かす自然のエネルギー」という単元でした。5年生のめあては「資料の要旨を読み取ろう」、6年生のめあては「資料の要旨を読み取り自分の意見をまとめよう」でした。この研究授業には宮崎大学の先生が2名、研修センターの先生2名、取材の方3名と本校職員が参加し、5年生はやや緊張した面持ちでした。6年生は緊張感はあるものの自分の意見をいつものように発表したり話したりすることができていました。テレビカメラもあって、いつもの研究授業とはまた違う雰囲気でしたが、授業に一生懸命取り組む姿勢はいつもと変わりない5・6年生でした。
 5・6年生の担任の先生は、この日のために校長先生、教頭先生、研究主任の先生と何度も何度も話し合い、それを全体で話し合い、試行錯誤しながら授業の中身を考えていきました。その甲斐あって、この研究授業では子どもたちのハテナの部分を的確に捉え、思考が停滞しないように適宜助言をされ、新たな問いを見つけることができるよう支援していました。
 
           【2学年とも、要旨についての学習でした】
 
 
 
【子どもたちのつまづきをホワイトボードにメモし、その後、助言をして軌道修正します】
 
【結論を書くのが難しいなぁと悩みました】
 
 授業が終わって子どもたちが下校した後に、5・6年生教室で職員研修が行われました。先ほどの授業を見て、子どもたちの姿から成果や課題、解決策などを出し合いました。ここで出していただく、宮崎大学の先生方や研修センターの先生方の意見がとても貴重で、学校の職員だけでは考えつきもしないような発想や指導方法を提案してくださいます。それら1つひとつの言葉が授業を改善するヒントになり、子どもたちに還元することができています。ありがとうございます。
 
 昨日はお忙しい中、荒谷小にお越しくださりありがとうございました。子どもたちは、取材をされるという貴重な体験をさせていただきましたし、研究授業・事後研によって授業改善のための方策を学ぶことができました。本当にありがとうございました。
 
             【事後研は授業形式で行われました】
 
    【子どもたちも職員もたくさんの笑顔がみられた日でした】