食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。