「笑顔いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小~暑い夏、主役なき学び舎では②~
本日も台風の影響か・・・ぐずついた天候です。児童の皆さんは体調よく過ごせているでしょうか?
さて、夏休み第一週目のある朝・・・椎葉小の主役である49名を、心より待つかの如く晴れ渡った空の下に、椎葉小校舎が照らされていました。気持ちの良い、爽やかな朝。
そんな朝だったのですが・・・実は、毎朝、誰もいない校舎玄関先で、ある格闘が繰り広げられています。
何度整えても攻めてくる・・・何度やっつけようとも、切れ目なくやってくる・・・。
その正体は、椎葉弁でいう「ほり」。
羽の付いたアリのような昆虫です。この日の朝は晴天でしたが、湿度が高く昼前には雨が降り始め、昼過ぎには雷雨。地域の方から、「天気が悪くなる時に「ほり」は発生する」と聞いたことがあります。
話題は変わり・・・何を言わずとも、縦に横にと広がる逞しき姿。椎葉小の子どもたちや、保護者・地域の方々によって成り立つ産物。その正体は「イモ」。
その様子をずっと定点位置で撮り続けてきました。
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イモからも学びや気付きがありますね。また、その周囲に生える雑草さえ然り。2つの話題に共通するキーワードは「逞しさ(たくましさ)」。今月初旬の学校運営協議会においても、そのキーワードは話題になりました。
夏休みの夕方は、グラウンドで杉の子ファイタース、体育館で椎小フレンズが練習に励んでいます。その姿を見ていると、「逞しさ」を感じずにはいられません。
先週、印象的だった児童の様子を紹介すると・・・杉の子ファイタースの練習では、ランナーを置いた場面の守備体系の練習。外野の選手がそのバックアップに何度も走ったり、一つのプレーを終えた後に想定される準備について確認したりしていました。椎小フレンズでは、個人・チームの目標を確認して練習に入り、足を止めず流動的にボールをとらえたり、レシーバーのおへそをセッターに向けた腰の低い位置でとらえるレシーブをしたりしていました。
その練習に励む・・・彼ら・彼女らの表情からも「逞しさ」を感じられました。椎葉小49名のみなさんには、地道な努力を様々なことに生かし「逞しさ」の質を高めてほしいものです。
例えば、自分の好きなことを「逞しさ」という視点で取り組んでみてはどうでしょう?きっと「逞しさ」が「強み」になっていくと思います。その積み重ねは、「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の実現へとなると信じます。さて、49名の椎葉小の子どもたち・・・今日は何をしているのでしょうか?