学校長あいさつ
校長室から(HP掲載) 
ようこそ三椪小学校へ
 わたしたちの三椪小学校は、延岡市北方町にあります。延岡市街地から神話の里で有名な観光地高千穂町へ通じる国道218号線沿いにある旧北方町役場(現在は北方総合支所)を起点に山あいの県道を曽木川に沿いながら北方向へ約7kmほど遡った所にあります。自然豊かな山紫水明の地に三椪小学校はあります。創立は古く明治21年と伝え聞いていますので、かれこれ120年の歳月を経ています。
 三椪小学校の名物は、なんと言っても運動場に中に鎮座するセンダンでしょうか。創立当時に植えられたといいますので、樹齢は優に120年を超える巨木で「みやざき巨樹100選」にも指定されている貴重な天然記念物です。このセンダンには毎年6月頃、その名の通り青葉に営巣するというアオバズクが飛来して子育てをします。
 三椪っ子もセンダンが大好きで、センダンの木の周りには今日も遊びに興じる子ども等の歓声が響いています。6月と10月には、 その天然のパラソルがつくる大きな影の下で青空給食、全校児童が楽しいランチタイムを過ごします。
学校のすぐ横には清流曽木川が流れ、南側は校歌にも詠み込まれている霧子の山を見て、北側には遠く大崩山山系を臨みみ、人情味豊かな地域柄、児童は素直で純朴、本当に素晴らしい三椪小学校です。「教育の原点は僻地にあり」と言いますが、教育愛に燃えた先生達による指導で三椪っ子はすくすくと育っています。
三椪小学校と言えば、作文教育。書いて、書いて、書きまくってラジオ局や新聞社に投稿しています。子どもたちの書く活動への抵抗が弱まり、少しずつ表現力も向上してきました。
最近では、児童のコンピューターリテラシーの向上を図りながら、児童がタブレット端末を活用した授業を日常的に行っています。     
                           三椪小学校 校長 矢野 淳子