日誌

難聴障がいの理解とかかわり

本日の研修の1コマ目は、「難聴障がいの理解とかかわり」

延岡しろやま支援学校から先生をお二人をお招きして行いました。

本日の研修は、保護者の方も一緒です。にっこり

まず、きこえのしくみ、難聴の種類ときこえ方、障がいの程度についてお話をしていただきました。

実際に補聴器を付けて音の聞こえ方を体験します。

あまりの音の多さに驚きの様子を隠せません。

補聴器をつければ音はきこえているだろうと思うのは、大きな間違いであることに気づきました。心配・うーん

音(声)はきこえても、全ての音がはっきりとは、ききとれないのです・・・。困る

様々な機器を駆使して、きこえの体験をさせていただきました。

きこえない、そんな状況の中でゲームを行います。

全く理解できないのです。

補聴器や人工内耳、補聴援助システム(FMマイクなど)を使っても、全ての音や声が聞こえるわけではないこと、マスク生活の今、口形からの情報も少なくなっていることなどたくさんの気付きがありました。

聞こえにくさは、音が聞こえないだけではない。

そのことによる不安や孤独感を感じている。

健聴者と同じように聞こえないが、理解と配慮があることで、それを補うことができる事などを学ぶ事ができました。

今日の研修は、補聴器を付けておられる方々だけではなく、高齢者の多い日之影町にとっても大事な部分のような気がしてなりません。特別なことではなく、私たちが周りを気遣う優しさを身に付けなければならないことを痛感。

貴重な学びとなりました。

研修を設定してくださったコーディネーターの先生、日之影小学校まで駆けつけてくださった延岡しろやま支援学校の先生方へ感謝の気持ちでいっぱいです。

こんなところからも、優しさあふれる町であって欲しいと願ってやみません・・・。キラキラ

 

花丸詩でキラリキラキラ

3年 若杉 優次郎さん「たけのこのようふく」

【宮崎日日こども新聞「学園詩壇」R4.7.16掲載】