学校の様子

「都城教育の日」

2月18日は「都城教育の日」です。

「都城教育の日」の理念

 「都城教育の日」は、都城市民みんなで、より良き社会を構築するために、一人ひとりが学びについて考え、理解と関心を高める原点の日です。

「都城教育の日」宣言

 わたくしたちは、家庭、学校、社会での学び、子どもから大人まで生涯に渡り途切れることのない学びを充実させていくことが大切だと考えます。

 わたくしたちは、市民みんなで、市民憲章を実現するため、自分の学びを見つめ直す「都城教育の日」を、桂久武が「学業を奨励し、人材を育成する」方針を示した「2月18日」に定め、次の目標を掲げ、実行します。

 

 わたくしたちは、常に学び、都城の明日を担う「人財」をめざします。

 わたくしたちは、自分を振り返り、学び合い、認め合い、助け合い、平和で豊かなまちをつくります。

 わたくしたちは、家庭で、学校で、地域で、自分を見つめ、自分でできることを考え、行動します。

 わたくしたちは、郷土の歴史を学び、郷土を愛し、誇りを持てる人となる努力をします。

 

どうして2月18日なの?

 明治5年(1872年)、都城県の参事(現在の知事)として着任した 桂 久武(かつら ひさたけ)は、「2月18日」に県を治める3つの方針を示しました。

①朝旨(朝廷の意向)をよく守り制度にさからわないようにすること

学業を奨励して人材を育成すること

③商業を興し県内を富ませること

 久武はこの方針の中に学業の奨励と人材の育成を盛り込みました。教育に対する理解を深め、人材を育てていくことが私たちの郷土である都城にとっては重要であると説いたのです。

 都城市では、久武が示した教育方針のその日付「2月18日」をもって、「都城教育の日」とすることとしました。[都城教育の日 パンフレットより]

 

☆ 令和5年度 「都城教育の日」推進イベント

 

2月17日(土)、MJホールにて「都城教育の日」推進イベントが開催されました。

[開会]

西小学校吹奏楽部の演奏で始まりました。

(第68回九州吹奏楽コンクール「金賞」、第42回全日本小学生バンドフェスティアバル「銀賞」の実力どおりの美しく力強い見事な演奏でした音楽

[開会行事]

本市の児玉教育長が「都城教育の日」について説明されました。

[表彰式 都城市小学校読書感想文コンクール]

「小学校読書感想文コンクール」の表彰(個人・学校賞)があり、最優秀賞作品の(受賞者本人による)朗読発表は、大変素晴らしい内容で、とても感動する内容でした。

[記念講演]

演題「自己の多様性を生きる」

講師 第120回芥川賞受賞作家 平野 啓一郎 氏

「都城教育の日」推進イベントに、多くの市民の皆さんが参加され、盛会のうちに終了しました。