日誌

56th 紫峰祭 思輝創彩~創り彩る輝く思い

10月9日(日)、紫峰祭が行われました。体育大会が終わって約1ヶ月間、見事に仕上げてくれました。プログラムに沿って振り返ります。

 

開会行事の前には、オープニング動画が再生されました。生徒会によって制作された動画は、紫峰祭を盛り上げるのに一役買っていました。

 

英語科の発表は、1年生の原田優愛さんと3年生の東桜太郎くんでした。二人は都城地区英語暗唱弁論大会に出場し、ともに優秀賞に輝いただけあってジェスチャーを交えて素晴らしい発表でした。夏休み期間中に何度も学校に来て練習を重ねていましたが、他の生徒にも二人を手本にして英語力向上に努力してほしいと思います。

 

2年生の総合的な学習の発表は、世界をあげて取り組みが求められているSDG'sを2年生が学年の様子に落とし込んでYDG'Sとして、課題解決へ向けて考えてくれました。素晴らしい発表でした。今回まとめられた課題が持続可能なものになっていけば、来年は素晴らしい3年生へと成長してくれるでしょう。今回の発表を聞いて、他の学年も参考にしてほしいと思います。

 

1年生の総合的な学習は、福祉についての学習発表でした。バリアフリーの世の中にしていくことはすべての人の人権を守ることになります。すべての人を理解していくために、学んだ福祉についての学習をよくまとめていました。今回の発表を聞いたことで、改めて人権について考える良い機会になったと思います。

 

合唱コンクールは、どの学級もとても上手になっていました。学年が上がるごとに声量が増し、音域が安定するのは成長の証ですから当然です。しかし、どの学年も最高の合唱にしようと努力した結果を見ることができました。素晴らしいハーモニーを響かせたのは3年生だけではありませんでした。指揮者や伴奏者もよく頑張りました。学級が一つになった瞬間に感動しました。

 

吹奏楽部の演奏は3曲。宮崎県吹奏楽コンクールで金賞に輝いた演奏は、しっかりと音が出ていて素晴らしいものでした。紫峰祭の雰囲気に合わせ、会場も手拍子で参加できるよう選曲されていて良かったです。11月30日に行われる定期演奏会でも素晴らしい演奏を披露してほしいと思います。

 

展示物の美術や書道の作品、手作り弁当のレポート、どれも個性あふれる作品で素晴らしいものでした。作品を創り上げることは、自分を表現することです。言葉や文字だけでなく、上手に表現することを身に付け、コミュニケーション能力を更に向上させてほしいと思います。

 

そして、3年生発表の劇「夢から醒めた夢」。1学期末からオーディションが行われ、60分を越える大作に3年生60名全員で取り組んでくれました。3年生の明るいキャラクターが活かされた素晴らしい劇になりました。表現力豊かな三年生の姿が山田中の明るさを作っているのだと感じました。

 

閉会式では、合唱コンクールの審査結果が発表されました。各賞は次の通りです。

【指揮者賞】 有川類司さん(3年2組)
       牧野李妃さん(2年2組)

【伴奏者賞】 戸越心陽さん(3年1組)

 金  賞  3年1組  2年2組
 銀  賞  3年2組  2年1組
 銅  賞  1年1組  1年2組

 

生徒会、実行委員会のみなさん、そして、一丸となって取り組んだ全校生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした。体育大会、紫峰祭を通して、団結力とともに、校長先生がいつも仰る「挑戦」と「自主性」を磨くことができたと思います。それぞれの学年が更に成長を重ね、今後も頑張り抜いてくれることを期待しています。