日誌

興奮・ヤッター! ワクワクが止まりません!!

今日は、待ちに待った巡回公演の日です。

東京から、『座・高円寺』の方々がお見えになり素晴らしい公演をしてくださいました。

『フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き』

このお芝居は、宮沢賢治の童話『フランドン農学校の豚』と『注文の多い料理店』をもとに創られた、「食べる/食べられる」を考える演劇です。

ワクワクしていた子どもたちに異変が・・・。?あれ?ん?どこかで見たことのある子が舞台に立っているではありませんか!!

5年生と6年生も参加して、素晴らしい演技を披露してくれました。ニヒヒ

宮沢賢治が伝えたかったことを舞台化するにあたり、原作にはない工夫がたくさん施されていました。

ブタ鼻を付けられた出演者は、ブタの役へとチェンジしていきます。登場人物が全員ブタを体験し、それぞれの立場と気持ちを重ね、作品の主題に迫ります。最後は、雪の降る中暗転したところで、ブタの死を表現するという見事な演出に、会場はし~んと静まりかえり、もの悲しくなりました・・・。

芝居の中に劇が入ることを劇中劇というそうです。『フランドン農学校の豚』の中に、有名な『注文の多い料理店』を入れることで、2つのお話を楽しめるだけでなく、食べる側と食べられる側の視点で劇を楽しむことができました。笑う

ダイナミックな手法で観客を魅了した演出。小学部6年生と中学部3年生が心を込めてお礼の言葉を伝えました。

最後は出演者の紹介と中学生だけバックステージツアーもありました。

素敵な時間を過ごした芸術の秋。子どもたちの心の中に鮮明に残ることでしょう・・・。