北方学園小学校 第10回卒業式

 3月21日(土)、21名の6年生が北方学園小学校を卒業しました。

 保護者・来賓の方々、4・5年生、職員からの大きな拍手に包まれ、6年生はレッドカーペットの上をゆっくりと歩いて入場し、卒業式が始まりました。6年生は緊張した面持ちでしたが、何度も練習をした別れの言葉や歌、そして一つ一つの動作を通して、これまでお世話になった方々への「感謝の気持ち」を伝えることができました。

校長先生からは次のようなお話がありました。


(式辞抜粋) 

中学校という次のステージは、おそらく皆さんが考えている以上に、心も体も大きく成長する、人生の中でも特別な季節です。そして、それは、また、自分の生きる目標を探し、これからの生き方を考える大切な準備の時間でもあります。

 そんな皆さんに「もう一人の自分」という言葉を贈ります。
 「もう一人の自分」とは、いつも本当の自分を見守っていて、ときには、相談に乗ってくれたり、ときには命令したり、ときには勇気づけてくれたり、ときには忠告してくれたりする「自問自答」の存在です。

 卒業生の皆さん一人一人がこのような「もう一人の自分」をしっかりと自分の中に育て、生涯に二度とない大切な中学時代の三年間を、一日一日大事に積み上げ、充実したものにしていってほしいと心から願っています。

令和6年3月23日
      延岡市立北方学園小学校
             校長 池野 宗宏


 卒業式が終わった後は、6年教室にて最後の学活が行われました。担任から、21名一人一人に改めて卒業証書が渡されました。その卒業証書を持って保護者のもとへ行き、筒に入れてもらいました。これまで育てていただいたことの感謝の気持ちを込めて「ありがとう」としっかり言葉で伝えて渡すことができました。

 その後、最後の学級通信をみんなで読み、動画で1年をふり返り、最後のお別れの挨拶をしました。また、別の中学校に進学する2名と担任にみんなからプレゼントがありました。

 明るく元気な6年生らしく、最後の学活は笑顔と笑いに包まれたものとなりました。

 4月からは、中学生になります。これからの成長、そして活躍を担任そして北方学園職員一同応援しています!自分達らしく頑張って欲しいと思います!