小学部
小学部
 小学部では,生活の流れに沿っての反復指導を通して,身辺処理能力の向上を図る「日常生活の指導」や具体的な生活経験を通して社会生活に必要な能力の基礎を養う「生活単元学習」を中心に取り組んでいます。また,「各教科」や「自立活動」の指導では,児童一人一人の発達段階に応じて,生活に即した活動を段階的に取り入れた個別指導を重視するとともに,教科の特質や指導内容に応じた小集団を編成するなどして,指導形態の工夫や指導の充実を図っています。
中学部
 中学部
 中学部では日常生活で必要と思われる文字や数量(国語や数学)をはじめとして,「生活単元学習」や「作業学習」など教科・領域をあわせた指導を多く設定し,子どもたちの社会的自立の第一歩となるように配慮しています。障がいが重複したり,障がいの程度の重い子どもたちには「自立活動」の時間を設定し,障がいの状態の軽減に努めています。また,働くことへの意欲や関心をもたせるために,年2回「現場実習」を行っています。
高等部
 高等部
高等部の様子 
 
 
 
 
 
 
 
 
 高等部では,将来の生きる力を身につけるために,職業生活に必要な基礎的・基本的な知識・技能を養うこと,社会参加の意欲と実践的な態度を育成することを目指しています。週11時間の作業学習では,作業種目として,農業,手工芸,木工,クリーニングの4種目を準備し,生徒の実態に応じた学習を行っています。また,放課後に陸上運動を中心にした部活動も行っています。
訪問教育学級
 訪問教育学級
訪問教育学級の様子
 
 
 
 
 
 
 
 
 訪問教育学級では病気や障がいの状態が重く、学校に通学して授業を受けることが難しい子ども達に対して、支援学校の教員が、対象となる子どもの家庭や医療・福祉施設に出かけて授業を行っています。「自立活動」を中心に,一人一人に応じた個別の学習やグループでの音楽的な活動にも取り組んでいます。日常の授業以外にも、病院や学校の行事に参加したり、学校に行って通学生の子ども達と一緒に活動したりする「スクーリング」も実施しています。