日誌

2022年3月の記事一覧

日常の風景~桜の花

3月も明日で終わり。校内には、春らしく、さまざまな花が咲いています。

本校の、高校図書館前には三種類の桜の花があります。種類によって咲く時期が少しずつずれていて、今は三つ目の桜の花が美しく咲いています。二つ目に咲く桜(おそらくソメイヨシノ)は、満開を少し過ぎ、木の下は桜の絨毯ができつつあります。最初に咲いた桜(ヤマザクラ)は、すっかり葉桜になってしまいました。

泉ヶ丘は長く桜の花が楽しめる学校でもあります。

 

 

花たちは名残惜しそうに、離任される先生を見送っています。

離任式がありました

3月29日(火)、本校では離任式が行われ、お世話になった15名の中・高校の先生方の紹介と生徒に向けてのメッセージが伝えられました。感染症予防の観点から、オンラインでの離任式となりましたが、生徒たちは一人一人の先生方に画面越しに礼をし、しっかりとお話を聞いていました。中学校職員からは1名の先生が本校を離れることとなりました。離任式の後、1年生、2年生、そして卒業した3年生も来てくれて、各学級でお礼を述べていました。それ以外にも、授業を通して、また部活動やその他の活動でお世話になった先生方もたくさんいらっしゃいます。本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

 

入学予定者説明会がありました

3月25日(金)に、来年度の入学予定者対象の説明会を行いました。感染症予防に十分配慮しながら、40名が初めて一堂に会することとなりました。

会では、まず最初に本校教頭が入学予定者の皆さんに対して、本校に入学して人間性を磨く」「確かな学力を身につける」ことを行ってほしいと伝えました。また、保護者の方には「横ではなく縦でほめる」(他人と比べるだけではなく子供の伸びを見る)ということをお願いしました。その後、たくさんの話があったのですが、しっかりと話を聞く姿勢ができた入学予定者ばかりで、これからが楽しみです。教育活動の紹介の場面では、中学1年の江夏妃奈乃さんが、「食品廃棄物を減らすには」という題で、自然科学探究の発表を披露しました。来年度は今日参加していた児童の皆さんが、それぞれ研究を進めていくことになります。

お忙しい中、参加いただきありがとうございました。入学式は、4月9日(土)に挙行予定です。みなさんの入学を心待ちにしています。

 

※実施に当たっては、検温、手指消毒、換気等、新型コロナウイルス感染対策を行いました。

3学期終業式・令和3年度修了式

3月23日(水)は、3学期の終業の日、そして、令和3年度の修了の日です。

朝から大専心を行い、1年間お世話になった教室をはじめ、各専心場所を丁寧に掃除し、場所によってはワックスをかけて、新年度に備えました。1時間の専心時間を有効に使って一生懸命取り組みました。

続いて3学期の終業式を各教室でリモートで行いました。校長先生は、つい先日卒業した高校3年生たちが、難しかった共通テストに向き合い、たゆまず努力を重ね、すばらしい実績を刻んだことを紹介され、これからの人生、辛いこともあるだろうけれど常に目標を高くもち夢の実現に向けて諦めず頑張ってほしい、と話されました。

終業式が終わったら修了式です。大会議室に集合し、間隔を取って中学生だけの式を実施しました。最初に、修了証授与が行われました。担任の先生の号令の下、1年生、2年生の順に元気のよい返事と共に全員起立し、1年生代表の天本紡希さん、2年生代表の青山天眞さんに教頭先生から修了証(通知票)が授与されました。

 学期終わりの発表は、1年生は永濵結愛さん、2年生は友安航也さんが行いました。二人とも、この1年で成長したこと共に、改善しなければならないことを、しっかりとした口調で堂々と発表しました。

 続いて、教頭先生からお話をいただきました。1年生はいろいろなことにこつこつと取り組むことができる学年、2年生は中心学年として大変成長した学年と、それぞれのよさを挙げられ、この春休みそして来年度に向けて、「自分の生命を守ること」そして「計画的に学習すること」を大切に過ごしてほしいと話してくださいました。お話の中で、「小人閑居して不善を為す」という「礼記」の言葉を教えていただきました。もともとは「『小人』(つまらない人)は暇だといいことはしない」という意味ですが「素晴らしい人は、自分の時間を有効に使う」と読み替えることができる春休みの時間を有効に使って素晴らしい人になってほしいと話されました。

 その後、教科や総合的な学習、記録などの表彰や紹介、披露が行われました。表彰されたり紹介・披露されたりする人数が大変多く、泉附の生徒の頑張りの軌跡だと痛感しました。来年度もさまざまな分野で自分を磨いてほしいと思います。

さて、短い春休みに入りました。24日(木)はスプリングセミナーが行われます。よりよく自学が進められる、きっかけ作りになるとよいと思います。

 

 

 

 

 

第10回卒業式が挙行されました

雨雲が深く垂れ込め、ぽつぽつと雨降る卒業式の朝でしたが、学校の木々は新しい芽吹きに向けて潤い、咲き始めた桜の花もしっとりと美しい風情をみせていました。3月18日(金)、本校の第10回卒業式が挙行され、10期生40名が高等学校に向けてその一歩を踏み出しました。

気持ちよく3年生を迎えようと、朝から2年生有志何名かが3年生の教室に至るまでの階段や廊下を掃除してくれました。3年生40名は胸に花を付け、晴れやかな様子で式に臨みました。

卒業証書授与。一人一人名前を呼ばれ「はい。」と返事をして起立。代表として橋詰和佳さんが壇上にのぼり、全員分の卒業証書を受け取りました。校長先生は、式辞で、グローバル化が進み、変化が激しい現代社会において、困難に立ち向かい、たとえ失敗しようとも立ち直り、柔軟に、着実に前に進む力を身に付けていってほしい、と伝えられました。例に挙げられた幕末の志士・坂本龍馬の「時勢に応じて自分を変革しろ」という言葉は、卒業生の心に残ったと思います。記念品贈呈は、代表して2年生の永野凜太さんから3年生の村内賢伸さんに、電波時計と証書ホルダーが贈られました。在校生代表送辞は、2年生の小河由奈さんが、先輩たちのすばらしさ、さまざまな場面でお世話になったことを、凜とした声で堂々と述べてくれました。卒業生代表答辞は、德重ひかるさん。情緒あふれる語りかけるような口調で、3年間の思い出や、お世話になった方々への感謝の思いが詰め込まれた言葉たち。会場全体を包み込むようにやわらかで優しい時間が流れました。

来賓の方々にも来ていただき、全校生徒で卒業生の門出を祝いたいという思いは強かったのですが、感染症予防の観点から、今できることを精一杯の思いで実施しました。ありがとうございました。

卒業生の未来に幸多かれ。