去る、9月30日の「イルカランド」の見学をうけて、
魚の幸せって・・・・をテーマに考えるディベートをしました。
論題・・・・・・・
水族館にいる海の生き物は野生の生き物に比べて、幸せである。

このことについて、賛成・反対に分かれて、海の生き物について考えました。

賛成のグループは
① 他の動物に襲われない(弱肉強食の側面から)
② えさの確保(自然ではえさの確保が難しい)
③ きれいな水の中で生きる(環境の側面から)
他、類似の意見が出ました。

反対のグループは、
① 自然の中で、本来の生活をしている。(自然な環境)
② 多くの仲間と一緒にいる(家族・グループの意識)
③ 人にさわられる・狭い環境
などなど、魚を人間的な見方としての意見がだされた
さて、さて、この結果は・・・・・・・・・
児童たちは、魚を自分たちの生活と見立てて、考えを述べあっていました。
最初の賛否の人数は、
賛成10名に対し、反対4名でした
しかし、お互いへの質問や返答、新たな考えや意見が出ることで、
賛否の人数は、
賛成9名に対し、反対5名最終に近づいたときは、
賛成5名に対し、反対9名に変化しました。
中には、国語の授業で学習した「サーカスのライオン」のジンザの気持ちとダブらせ意見を出してくるなど、これまで学習した内容を生かしながら、意見を出していました。
生き物がその生き物らしく生きていくこと・・・・・
その生き物が幸せに生きることの条件・・・・・・
その時に、人がどれぐらい関わることが幸せなのか・・・・・・
結局、自然にその生き物らしく生きていくことこそ、幸せなんじゃあないのか・・・・・
などなど、

最後に、担当の酒井先生が、
「では、自然にその生き物(魚など)が生きていくためには、
私たちがこれから何を、どのようにして行くことが求められるか。
それぞれの活動の中で考えて行くといいですね。」
という、まとめをしました。
これまで、川の水質調査で始まり、砂浜のゴミに驚き、アカウミガメの生態を考え、
海の生き物にとって何が幸せか を考えてきました。
次は、その基となる
山の環境について学習していきます。
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