学校の様子とお知らせ

西岳地区慰霊祭に参加して

11月7日、天候にも恵まれ、暖かな日差しの中で西岳地区慰霊祭に参加してまいりました。

本年度は、学校の代表として5年生が忠霊塔を訪れ、地域の方々、ご遺族代表の方々と共に、戦争で亡くなられた方々の御霊を供養しました。 

私たちがお参りしたこの忠霊塔は、太平洋戦争が終わってからちょうど10年後に、多くの労力を費やして建立されたものとのことです。この地には、戦争により犠牲となられた400名もの尊い魂が眠っています。

当時の人々が、二度と悲劇を繰り返さないという強い決意と、亡くなられた方々への深い弔いの気持ちを込めて、この塔を建てたことを改めて感じました。 

静かにたたずむ忠霊塔を前に、児童たちは真剣な面持ちで献花を行いました。

今、私たちがこうして平和に生き、学校で学ぶことができるのは、命を懸けてこの平和な時代へとつないでくださった、ご先祖様の方々のおかげです。

この大切な機会を通して、子どもたちは平和の尊さとありがたさを肌で感じることができたことでしょう。

亡くなった方々の霊をまつり、「自分の命を精一杯輝かせて生きる」という決意を胸に刻むことができた、大変意義深いひとときとなりました。