学校の様子とお知らせ

ブラインド型避難訓練(後半)

 ブラインド型の避難訓練の後は、「VR消火訓練シミュレーター」を使った消火訓練の体験を行いました。「VR」とは、「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、「仮想現実」とも呼ばれています。具体的には、専用のゴーグルを使って人間の視界を覆うように360°の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。

 

 体験者は、ゴーグルをつけ、消化器を持って準備します。ゴーグルの中には、火災現場の映像が映し出され、手に持っている消火器を操作すると、映像の中で火が消せるようになっています。ちなみにゴーグル内の映像は、大型テレビに映し出されているので、全員で見ることができます。

 

 職員と6年生が体験を行いました。消化器を使う際には、ほうきで掃くようにノズルを動かしますが、画面上でも掃く動作を正しくするときちんと消えます。

 

 「VR消火訓練シミュレーター」を使った消火訓練の体験の後、煙の中を移動する体験を全員で行いました。煙が充満した部屋では、1m先も見えないほど視界が悪く、煙の怖さを実感することができました。

 

 煙体験の後、訓練に参加したALTのジェイク先生や子どもたちが訓練の感想を述べました。

 

 最後に北消防署の立野署長より、避難訓練や安全意識の大切さについてお話がありました。そして、児童を代表して6年生がお礼の言葉を述べて、避難訓練は、無事に終了しました。

 本当に貴重な体験をすることができました。準備や実施に携わっていただいた都城市北消防署のみなさん、ありがとうございました。

 

※避難訓練の動画をInstagramで公開していますので、下記のリンクを御利用ください。

    吉之元小トモダチふやそうプロジェクト(公式Instagram)