本校は、明治7年に山之口小学校として開校し、大正12年に一度、廃校となりますが、その後、山之口分教場、昭和12年には山之口村立麓小学校として開校し、現在に至ります。校区は、1615年、薩摩藩の国境警備のために75世帯が配置され、当時の番所跡や武家屋敷、薩摩街道等が残る歴史のあるところです。また同地区には、国指定重要無形民俗文化財「麓文弥節人形浄瑠璃」が江戸時代より引き継がれ、現在も年間4回、「人形の館」で上演されています。毎年、本校の上学年が「人形サークル」に所属し継承活動を行っています
今年度の児童数は33名で、複式学級を含む5学級の編成です。職員数は10名。小規模校ですが、子どもたちも大変、明るく元気です。特に、登校時、下校時の正門(武家門風)での元気な挨拶は、素晴らしいです。
保護者や地域の方々の御協力により、登下校の見守り隊活動、あいさつ運動、麓小・麓地区合同運動会、もちつき大会など、地域との交流活動がとても盛んに行われています。今後とも地域に根ざし開かれた学校づくりを推進してまいります。
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