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いのちの授業

 今日、6年生は、本校の卒業生でもある助産師の於田初美様に来ていただいて、「いのちの授業」を行いました。

 「人間は小さな点のような受精卵から、10か月で体が作られて、約3000gの重さになって、「オギャーッ」て泣いて生まれてくる。これは本当にすごいことで、奇跡なんだということ」、「そして、今、自分がここにいるということは、父母、祖父母、曾祖父母・・・という命のリレーがあったからこそであるということ」などのお話をしていただきました。新生児や胎児人形、写真、音声等を使って、子どもたちに語りかけるような於田様のお話から、「命の大切さ」を改めて感じ取ってくれたようでした。

 子どもたちは、「自分を大切にしたい」「友達を大切にしたい」とか、「お母さんってすごいんだな」「お父さん、お母さんに感謝したい」と話す子もいました。自分が3億分の1の確率で生まれたこと、本当に小さな存在から今まで成長していることを知って、自分自身が大切な存在だと気づいてくれた子もいました。

 また、御自分が助産師という仕事を選んだ理由や、これまでの苦労や嬉しかったことなどを具体的にお話ししていただきました。子どもたちも自分の生き方を考えるよい機会となりましました。

 夢や目標をもってください。」「一生勉強です。学び続けてください。」とお話しになっていました。相田みつをさんの「めぐりあい」という詩やさだまさしさんの「いのちの理由」という歌も紹介していただきました。
 3月23日に小学校を卒業する子どもたちにすばらしいメッセージをいただきました。
 ありがとうございました。