今年の秋季運動会は秋空の下、9月25日(日)に行われました。自分たちで作りあげる運動会のテーマの下、4年生は、自分の出場する競技や表現、運動会の係や行進など、あらゆる場面において主体的に取組む姿が見られました。
団技は「大縄跳び、おさるのかごや、大玉運び、キャタピラー、バスケットボール運び、デカパン競争」など6種目でタスキをつなぎ競争し、運動場を二周して勝敗を決めました。当日は種目ごとに順位が変わるハラハラドキドキの接戦の展開に、会場内の熱い視線を釘付けにしました。
徒競走では、110mを必死に走り抜く姿が印象的でした。去年までと比べて、どの子も走りに力強さが増し、最後までスピードを維持できるような体力も身に付けて来ているようでした。走り終わった子どもたちからは、満面の笑みも見られ、達成感のある表情がこぼれていました。
表現では、代々の4年生が受け継いで来た校区に伝わる伝統芸能「兵児踊り」を披露しました。袴姿に帯やはちまきなど、伝統の衣装を身にまとい、勇壮な姿で踊る姿には普段では見られないような気迫も感じられ、子どもたちがちょっぴり大人びて見えました。
また、当日は、希望された保護者の方々も子どもたちと一緒に踊りに参加していただき、子どもたちも練習の時以上に大きなかけ声をかけながら、体全体を大きく使って気迫ある踊りを披露することができました。
「兵児踊」では、お忙しい中、数回にわたる直接の指導や、当日もホラ貝など実際の兵児踊りで使用する楽器の生演奏で、参加していただいた校区の真方地区「兵児踊り保存会」の皆様に大変お世話になりました。ご指導いただいた真方地区「兵児踊り保存会」のみなさま、本当にありがとうございました。
運動会終了後の子どもたちは、疲れた中にも全てを出し切った満足感が感じられ、晴ればれとした表情が見られました。本当に1日よくがんばりました。
保護者や地域の方々、真方地区「兵児踊り保存会」の皆様、本当にありがとうございました。

