2年生は、生活科の学習で、11月に小林市立図書館を利用しました。
この学習は、公共物や公共施設を利用し、身の回りにはみんなで使うものがあることそれを支えている人々がいることなどが分かり、それらを大切にし、安全に気をつけて正しく利用することができるようにすることなどを目指しています
まず、2年生全体で図書館を利用し、館内の様子の見学や説明を聞くなどの活動を通して、公共物である「図書館の本」や公共施設を支えている人々の存在などに気づくことができました。
そして、この活動を基に、再度、図書館の利用を行いました。前回の利用した経験を生かし、図書館で働いている人々や公共物である本などについて、ふれあい活動の中で気づいたことや疑問に感じたことなどを図書館で働いている方々へ質問することを中心に学習を進めました。
子ども達からは、「図書館の本はどのように集めているのですか。」「読みたい本の予約はできますか。」「図書館の仕事をしていて嬉しいことは何ですか。」など、本のことや利用方法のこと、働いている方々の仕事内容に関することなど、多岐にわたる質問がなされました。
質問タイムの後は、実際に公共物である図書館の本を借りる手続きや借りた本をその場で読むなど公共施設の使い方などについても体験をすることができました。
学校の図書室と違った公共施設である図書館での読書は、格別な体験であり嬉しそうに本を手にとって読んでいる子どもの笑顔がとても印象的でした。今回の見学にあたり、小林市立図書館の職員の方々には、たくさんの準備と協力をしていただきました。
今回の学習を通して、子どもたちは図書館の職員方々に親しみを持つともに、自分たちの身の回りにみんなで使う大切な本があり、これらの本をたくさんの人々に利用してもらうために、工夫しながらがんばっている方々がいることや、みんなで使うものを大切にしなければならないことなどを学んだことと思います。
図書館の皆さん、本当にありがとうございました。子どもたちには大きくなっても、図書館を利用してほしいと思いました。

