6年生が校区内の史跡巡りを行いました。

よく晴れています。

小林市ガイドボランティア協会の方が5名来てくださいました。
1組と2組の2つに分かれてガイドしていただきます。

コースはこちら。
アルコール工場跡や田の神さあを見ていきます。

アルコール工場へと向かう線路の跡を教えてくださいました。

これが線路があった跡の目印です。

裏から見ると、「工」の字が見えます。

普段はちかくを歩いているのに気づきませんでした。
これは、昔列車が止まる「ホーム」として使われていた建物の跡だそうです。
そういわれると、天井が高くてホームのような気がします。

昔は、ここで作られたアルコールが、様々な燃料として使われたそうです。

なぜアルコール工場が立ったのか?
3つの条件に当てはまったからだと後でお聞きしました。
1つは、きれいな水が確保できること
2つは、原料となるサツマイモが取れたこと
3つは、空襲を受けやすい市街地ではなかったこと
です。
たしかに3つとも当てはまります。
鉄塔の下にある細い道路は、昔はトロッコ列車が走っていたそうです。
山から切り出した木材を運ぶためです。

校区から見える霧島連山の名前も教えていただきました。

学校に帰ってからは、スライドを見ながら学びます。

田の神さあは、1720年には作られていたそうです。
今から300年以上も前!

「なぜ田の神さあは作られたのでしょう?」
「コメが無事に実るように」「おいしいコメができるように」「交通安全のため」「災害が起きないように」・・・さまざまな考えが出されました。

ノートは気づきのメモでいっぱいです。

身近な史跡から見えるふるさとの歴史はおもしろいです。
これからも故郷の歴史を学んでいきます。
小林市ガイドボランティア協会の皆様方、ご指導ありがとうございました。