道徳科の研究授業
1月28日(火)、3年生の道徳科の研究授業がありました。「ぼくのボールだ」という資料をつかい、「誰とでも分け隔てなく公平に接しようとする心情を育てる」ことをねらいとして学習を進めていきました。授業の導入でまず、「みんなで遊ぶのは好きか?」「みんなで遊んでいるとき、嫌な気持ちになったことはないか」という相反する2つのアンケート結果を提示し、みんなで遊ぶのはみんな楽しいと感じているのに、クラスの大多数が嫌な思いを経験しているという矛盾点に気付かせ問題意識を児童みんなにもたせました。資料を取り扱う展開部分では、ドッヂボールで勝つために、友だちがとったボールを速い球が投げれる他の友だちに渡すよう指示した主人公「ぼく」の心にスポットをあて、これでよかったのか?よくないとすれば、どうすべきだったかを深く考えていきました。その際、ポジショニングマップ(自分の位置づけを表すもの)という思考ツールを使い、ドッヂボールで遊ぶ時の楽しさが、一人一人違っていることをみんなで確かめ合い、クラスみんなが楽しく遊べるようにするにはどうすればよいかについて真剣に話合いを進めていきました。結果、勝ちにこだわらず、相手のことを考えて行動する(遊ぶ)ことの大切さに気付くことができたようです。普段は、外国語の授業を行っている新規採用の職員が、1つの学級をかりて、飛び込みで授業を行いましたが、児童と共に、これからのよりよい生活につながるような深い話合いができていて、びっくりな授業でした。
児童同士の対話場面を取り入れながら、ねらいとする公正・公平の価値を追究・把握していく授業でした。子どもたちの学ぶ意欲の素晴らしい授業でした。
https://forms.office.com/r/bv9m1aJ0xT
児童の欠席や遅刻の連絡はここからお願いします。
原則、前日の17時以降、当日の7時45分までに入力してください。
流行性疾患に感染した場合には、休みの日でも結構ですので入力してください。
なお、確認は原則健康観察の時間(8時頃)のみです。日中に下校などについて書き込まれても確認できません。ご承知おきください。
12月16日(火)