シーちゃんのサインが欲しいの！？？

狭野小、一年さのっこ、大流行の儀式。
「先生、サインください！」

職員室、今日も、さのっこ、礼儀正しく入場です。

一年さのっこです。サインをいただきにきました。入ってもいいですか？
校長：はい、どうぞ。


校長先生、サインいただいていいでしょうか？
校長：いいですよ。



ありがとうございます。



ていねいにかかなきゃね！

校長、現役時代のサイン「進君」をすらすらとサイン！



これをね、何百人にも書いてあげたんだよ。教え子にね！



校長先生、お上手です。
ありがとうね！



校長先生、ありがとうございました。

校長：大切にしてね！



失礼しました。



1年担任先生、成長しましたね、一人でサインをもらいに来られるようになったのですね、えらいですね。

ん？何してるの？どうしたの？
さのっこ：あの・・・。シーちゃんのサインが欲しいんです。
校長：シーちゃん？？？先生の中にシーちゃんっていないよ。
さのっこ：違います。シーちゃんですよ！


それはどこにおられるのですか？
一年教室ですよ。もちろん。
校長？？？？？？
もう、校長先生、ついて来てください。
はいはい・・・。



こっち、こっち！



校長先生、こっちですよ！
校長：まあ、一年教室を知らないわけではないのですが・・・。ははは・・・。

やっぱ、若いお二人は足が速いなあ。待ってちょうだい・・。



すたすたすた・・。



すたすたすた・・・。



到着。一年教室。



どこにシーちゃん様はおられるのかな、どんな方かな？？

校長先生、この人ですよ！
校長：え？上におられるのですか？？



この人、シーちゃん！
一年生なら、みんな知ってますよ！



ほ、ほ～。トナカイさんでしたか。シーちゃん。



し、しかし、この方にサインをねだるのは、非常に困難性が高いと思われますが・・・。

ぶつぶつ言っておりますと。案内終えたさのっこは、既に、姿がなくなっておりました。



そんな元気な、楽しいさのっこを、シーちゃんは温かい目で見守っておられました。

ナポレオンは言うことでしょう。

子どもたちのアニミズム体験、これは通過儀礼としての、成長のための大きなステップである。

シーちゃん。これからもさのっこを見守ってね。

ｂｙ　校長　(^o^)

後日、シーちゃんがいろんなところで活躍していることが、校長には分かってきました。

一年生、授業にて。

一年先生の愛用IPADと、指示棒シーちゃん。


指示棒シーちゃんとツーショットさのっこ。



なるほど、一年生教室では、シーちゃん、生きてるわ！