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味覚の授業

 10月24日(火)の3~4校時に、「コンフォートダイナー」という会社から3名、児湯郡の食育推進リーダー1名、計4名の講師の方をお招きして、6年生が「味覚の授業」を受けました。「味覚の授業」とは、食文化を子ども達に伝えるために、27年前にフランスで始まった味覚教育です。日本でも、7年前から始まり、五感を使って味わうことの大切さや「食」の楽しみなどを学びます。
 3校時は、五感を活用しながら、味の基本の五味(「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」「うまみ」)についての知識や味わうことの楽しみに触れる学習でした。また、「いただきます」や「ごちそうさま」という言葉の意味や、「感謝して食べる」ことについても学びました。
 4校時は、「ラタトゥイユ」というフランス南部名物の野菜の煮込み料理の調理実習でした。子ども達は、班で協力して、てきぱきとタマネギ、ナス、ズッキーニ、トマト、パプリカ等の野菜を包丁で切り、ニンニクの香りを付けたオリーブオイルと一緒に煮込みました。わずか20分間程度の調理実習でしたが、フランスパンの上にのせて食べると、すごくおいしかったです。
 最後は、フランスから送られてきたというコックさんの帽子をかぶって、講師の方と一緒に写真撮影を行いました。
 この活動を通して、子ども達は味覚について知り、味わうことの楽しさと奥深さを体験することができ、「食育」の視点で貴重な体験でした。また、プロのフードコーディネーターや調理師の方から、「食」や「調理」に関する話を聞き、その技術にふれさせていただいたことは、「キャリア教育」の観点からも非常に有意義で、児童の感想の中にも、プロの思いにふれたものもありました。関わっていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

講師の方


五味についての学習


鼻をつまんでグミを味わう子ども達


アゴだしを味わう子ども達


調理実習の始まり


新鮮な食材


トマトを切る子ども


ズッキーニを切る子ども


鍋で煮込みます。


完成間近の「ラタトゥイユ」


いただきます!


コックさんの帽子をかぶって記念写真