学校の日常

「ユメセン」

 2月1日(木)にJFAこころのプロジェクト「ユメセン」(夢の教室)が行われました。様々な競技の現役選手やOB・OGなどを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢をもつことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを「夢の教室」で伝えていくという取組です。5年生を対象に行われました。

 今回の先生は、プロバスケットボール選手として活躍した「岡田麻央」先生でした。2時間の授業の中で前半は、体育館で岡田先生と決められたルールの下でボールを速くつないだり、全員で手をつないでだるまさんが転んだをしたりしながら「同じ目標に向かって協力することの大切さ」「何かに本気で取り組むことの大切さ」を学びました。この体験を重ねたことで岡田先生と子どもたちの距離が縮まり、思ったことを伝え合うことができる関係になっていきました。

 次の時間は、場所を教室に移し、岡田先生のこれまで歩んできた紆余曲折の人生についての話を聞きました。岡田先生が、プロとして活躍するまでには計り知れない困難がありましたが、とにかく「バスケットが好き」「バスケがうまくなりたい」という思いが心の支えとなり、その思いがプロ人生につながったという内容のお話でした。その後、次なる夢が生まれたとき、引退を決意し、その夢の実現に向かって現在活躍されている岡田先生です。

 5年生の子どもたちは、「夢シート」に自分の夢などを書き込み、それを全員の前で公言することで、夢に向かっての第一歩を踏み出しました。

 今回、子どもたちが体験した「ユメセン」。これから、一人一人の子どもたちが描いた夢に向かって、一歩一歩前進して欲しいと願っています。