紙コップを使って~5・6年生がチャレンジ!!~
1月18日(木)
今日の1~2時間目に、5・6年生が紙コップを使った造形あそびにチャレンジしました。
講師の先生は新渡戸文化学園の山内佑輔先生で、使った紙コップは全部で4800個。
活動を始める前に、子どもたちにいくつかの質問をされ、緊張気味の子どもたちの心をほぐしていかれました。
正解のない問いを発し、子どもたちが答える。
山内先生は子どもたちとのやり取りの中で、世の中には正解のない物事がたくさんあることをゆっくりと伝えていかれました。
少しずつ、子どもたちの心もほぐされ、いよいよ活動が始まりました。
活動がスタートする際に、山内先生が子どもたちに以下のことを伝えられました。
「答えのないものに対して、一人で考えたり、みんなで考えたり、試したり、困ったり、何度も作り直して、これが良いかなぁ~を試す。」
活動に入った子どもたちは、この言葉どおりの動きをしていました。
【段ボール箱の中から紙コップを取り出しています。】
【箱をひっくり返し、一気に紙コップを取り出す様子も見られました。】
【紙コップを高く積み上げてバランスを取る楽しさを味わっています。】
【3人いても思い思いのものを作っています。】
【2人で協力して作る、自分の思いを黙々と形にする…どちらも「あり」】
【大きな作品を作るために自然と仲間が集まります。】
【紙コップを長くつなげて自分だけのエリアを作る…これも「あり」】
【積み上げられた紙コップがどんどん高くなっているのがわかります。】
中にはこんな作品も…↓
【いつの間にかフォトスポットとなり、撮影会が行われていました。】
【最後には、中に入る人が座れるように…と「イス」まで設置されました。】
特活室の前方では、黙々と3人で積み上げていた紙コップが崩れ落ちていました。
それを修復する動き、教室全体を一つの町にしてしまおうという動き、いろんな動きが見られました。
その動きに気づき、仲間に加わっていく様子も見られました。
見事に修復作業が終わりました。
【中に入ってくつろぐ様子も…】
【内側からはこんな風に見えます。】
特活室の後方には、こんな作品もできあがっていました。
【紙コップでかいた「つのひがし小」】
楽しかった時間も終わり、作った作品を壊して片付けをしました。
全員で黙々と片付けました。
片付けの目標タイム10分に対し、実際かかった時間は6分58秒73。すごい!!
ついさっきまで、楽しい造形あそびを行っていた特活室は、その跡形もなく一気に原状復帰されました。
その後、互いの感想をシェアしながら、この活動をふり返りました。
この2時間の子どもたちの様子を見ていると、正解のない図工という教科の奥深さを改めて感じるとともに、誰にでも創造力はある…という山内先生の言葉が心に残りました。
このような機会を作ってくださった都農町教育委員会に心より感謝いたします。