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練習に向けて~楽器作りの最終段階~

2月7日(水)

長野県の方で演奏活動をされていた成澤先生が宮崎に戻ってこられ、明日から始まる練習に向け、調律を行い、竹の部分を叩いて音を出す道具(ゴム製のマレット)を作る作業が行われました。

まずは、打合せをして、作業内容を確認し、役割分担をされていました。

調律は成澤先生でないとできないので、協力いただける方にはマレットの材料になるゴム製のボールに穴をあける作業と持ち手の部分の棒を切り分ける作業を担当していただくことになりました。

穴のあけ方や持ち手となる棒の長さを確認し、作業が始まりました。

明日からの練習に備え、成澤先生や協力者の方々が作業を始めたと聞きつけた4年生が作業場へ駆けつけてきました。

【何が始まるのか、話に耳を傾ける4年生の子どもたち】

【目の前で試作された手作りマレットに触れる子どもたち】


【これが手作りのマレット】

 

【ボールに慎重に穴をあけます】

【棒の長さが同じになるよう切り分けます】

 

子どもたちは成澤先生から、調律の仕方について説明を聞きました。

【調律にはスマホが使われていました】

竹の部分を叩きながらチューナーで音の高さを確認し、竹を削り、作りたい音に調律していくのだそうです。

このチューナーでは、子どもたちの声の高さも音として判断できるということで、早速試していました。

「あなたの声はミの音だね。」「あなたはレだね。」と言われ、自分の声の高さを意識して話すことなどない子どもたちは、みんな驚いていました。

その後、子どもたちは、皆さんの作業の邪魔にならないよう「お願いします」や「ありがとうございます」と声をかけ、教室に戻っていきました。

 

子どもたちが帰って行った後も、黙々と作業を続けてくださる皆様。

学校を支える地域の力に感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます。

いよいよ明日から練習が始まります。