食育

今日の献立

7月10日の献立

【献立】セルフツナサンド・ミネストローネ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】今日の牛乳は味が違うと思ったことはありませんか?それは当たり前のことなのです。牛乳は牛の餌や季節によって味が変わります。夏は牛も食欲がなく餌を食べる量が減り、夏の牛乳はさらっとしています。冬は牛が寒さに負けないように餌を食べ、コクのある牛乳になります。搾りたての牛乳は私たちの体温と同じ38℃くらいの温かさがあります。そのままでは腐ってしまうので、冷やして牧場から工場へ運ばれ殺菌、パック詰めされて学校に届きます。成長期の皆さんにとって大切な牛乳、しっかり飲みましょう。

7月9日の献立

【献立】冷や汁・五目豆・果物・牛乳

【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれました、宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。今まで食べたことがない人も、宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

7月8日の献立

【献立】麦ごはん・いかと大根の煮付け・牛肉のへべ酢和え・牛乳

【献立一口メモ】今日の和え物は、へべすを使っています。「平兵衛酢(へべす)」は、今から180年ほど前、宮崎県日向市の山中に生えている酢みかんを発見した平兵衛じいさんの名前をとって「へべす」と名付けられました。まだまだ、全国的には知られていませんが、ビタミンCが多く、香り高い地域でとれる食材です。酢の物にしたり、焼き魚にかけたりしておいしくいただきましょう。

7月5日の献立

【献立】黒糖パン・牛肉とマカロニのトマト煮・ゴーヤかりんとう揚げ・牛乳

【献立一口メモ】ゴーヤのことを苦瓜といいますが、その名の通り苦いのでみんなに嫌われる野菜です。給食では中の白いわたをしっかり取って、塩を少し振り、片栗粉をつけて揚げていますので苦みが少なく食べやすいと思います。今日は黒砂糖としょうゆ・みりんで味付けしました。ゴーヤは肌をきれいにするビタミンCやお腹の調子を良くする食物繊維がたっぷりです。食べ慣れるとあの苦みがいいという人もいます。まずは食べてみましょう。

7月4日の献立

【献立】もち麦ごはん・麻婆ナス・中華サラダ・牛乳

【献立一口メモ】食べることは生きること、楽しい時も、うれしい時も、そこには「食」があります。薬で必要な栄養素をとればいいという考えでは、季節や地域の豊かな「食」を感じることが出来ません。食べることを楽しむためには、好き嫌いがないということも大事です。少しずつ嫌いな物が食べられるようになるといいですね。

7月3日の献立

【献立】減量パン・大豆バター・焼うどん・夏野菜サラダ・牛乳

【献立一口メモ】学校給食では、主食・主菜・副菜を組み合わせて献立を立てています。今日の焼きうどんは、うどんの量が多ければ主食になるのですが、うどんの量は普通の1/3位で、豚肉やむきえび、かつお節といった体をつくるもとになる食べ物が多く含まれているので、主食兼主菜としました。副菜は、夏にとれる野菜たっぷりの夏野菜サラダです。皆さんの嫌いな物も入っていますが、中の綿を丁寧に取り、塩をかけて茹でていますので知らないうちに食べることが出来ると思います。皆さんの嫌いな物とは「ゴーヤ」のことです。これであなたもゴーヤが食べられるようになりましたね。

7月2日の献立

【献立】麦ごはん・いわしトマト煮・三色和え・けんちん汁・牛乳

【献立一口メモ】今日は箸使いのタブーについてのお話です。食べ物に箸を突き刺す「刺し箸」、どれにしようかあちこち迷う「迷い箸」、箸で皿を寄せる「寄せ箸」、箸の先から汁がたらたらたれる「涙箸」、箸を舐める「ねぶり箸」、料理の中から食べ物を探す「探り箸」はマナー違反です。食事マナーは、一緒に食べている人に嫌な思いをさせず、きれいに食べるための決まり事です。日本人が器用なのは2本の棒を上手に使って食べる箸使いにあるといわれます。正しい箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

7月1日の献立

【献立】おいしさギューッと丼・ぼったり汁・果物・牛乳

【献立一口メモ】おいしさギューッと丼は宮崎県産の切干大根、カラーピーマン、しらす干し、卵が入った丼です。ぼったり汁は、魚のすり身団子(つみれ)をしょうゆ味の汁にしたもので、宮崎県の郷土料理です。魚のすり身を汁に入れる音がぼたっぼたっとすることから名付けられたと言われています。給食の魚すり身団子(つみれ)は地元の悠々工房で作ってもらっています。

6月28日の献立

【献立】ミルクパン・八宝菜・じゃがいものバター味噌・牛乳

【献立一口メモ】じゃがいもは、様々な料理に使われます。ポテトサラダ、コロッケ等もじゃがいもをつぶして作る料理です。今日は、じゃがいもを切って揚げ、バター、みそ、砂糖で和えました。じゃがいもには炭水化物、ビタミンC、食物繊維が多く含まれています。

6月26日の献立

【献立】マヨネーズパン・炒り豆腐・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】海藻の種類をいくついえますか?のり、わかめ、こんぶ、ひじき、もずく等様々な種類の物があります。海藻には血液をつくる鉄や、骨や歯をつくるカルシウム等の無機質を多く含んでいます。無機質は体の中では作ることが出来ないので、食べ物からとる必要があります。

6月25日の献立

【献立】麦ごはん・さば味噌煮・ゆかり和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】今日の給食は、箸使いがポイントです。箸使いがうまいと、きれいにご飯や魚、豆、野菜を食べることが出来ます。ご飯は、食べ終わった後、食器にご飯粒がたくさん残っている人がいます。箸でご飯をまとめながら食べると、最後まできれいに食べることが出来ます。外国の人は、日本人は誰でも箸使いが上手と思っていますが、各クラスで正しい箸使いができる人は、1/3位です。正しい箸の持ち方使い方が出来るように練習しましょう。

6月24日の献立

【献立】麦ごはん・豆腐の中華煮・中華風サラダ・牛乳

【献立一口メモ】昔の日本人はお米をたくさん食べていました。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」では1日に玄米4合と…という言葉がありますので、1日お茶碗8杯分くらいは食べていたことになります。ご飯には食物繊維も多く含まれていますので、しっかり食べましょう。給食のご飯が多いと思う人は普段のご飯の量が少なすぎるのかもしれません。給食は、主食3、主菜1、副菜2の割合になるように献立を立てています。副菜である野菜が多いと感じるかも知れませんが、病気に負けない体を作るために必要です。

6月21日の献立

【献立】減量コッペパン・ペンネポロネーゼ・ごまドレッシングサラダ・牛乳

【献立一口メモ】今日の給食はペンネポロネーゼです。料理の名前からそれがどのような料理か知ることが出来ます。ペンネは、「ペン先」という意味がある短いパスタのことです。イタリアのボローニャ地方で作られた肉とトマトの入ったミートソース「ポロネーゼソース」を混ぜたので、ペンネポロネーゼという名前がついています。

6月20日の献立

【献立】麦ごはん・筑前煮・酢味噌和え・牛乳

【献立一口メモ】筑前は、福岡県の昔の呼び方です。筑前地方で作られる煮物だから筑前煮といいます。普通の煮物と違って、油でいためてから煮ます。筑前地方の人は、自分の地域のことなので、筑前煮とはいわず、がめ煮といいます。鹿児島県特産のさつま揚げも、鹿児島県の人は、さつま揚げといわず、「つけあげ」といいます。

6月19日の献立

【献立】フィッシュバーガー・野菜のカラフルスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。「食育」とは「食の教育」のことです。日本で初めて、「食育」という言葉を使い食育の重要性を唱えたのは、福井県出身の「食医」石塚左源(1851~1909年)です。今、自分の好きな物を好きなだけ食べて栄養が偏り病気になる人が増えています。今から100年以上前の言葉がよみがえったのは、このような問題を解決するためには、今こそ「食育」が必要だと考えられているからです。皆さんも「食育」に関心を持って健康な食生活を送りましょう。

6月18日の献立

【献立】麦ごはん・卵焼き・おかか和え・豆豚汁・牛乳

【献立一口メモ】食事マナーというと堅苦しいものや決め事が多いと考えていませんか?食事マナーとは人に迷惑をかけずに皆が楽しく食事をするためのものです。口に食べ物が入ったまましゃべる、食事中に席を立つ、食事中にふさわしくない会話をすることは、周りの人に嫌な思いをさせてしまいます。食事マナーを少しずつ覚えて楽しい食事にしましょう。

6月17日の献立

【献立】麦ごはん・麻婆豆腐・パンサンスー・牛乳

【献立一口メモ】給食当番は1人分をどの位にするか考えてつぎ分けないと、最後に足りなくなったり余ったりして準備に時間がかかってしまいます。日頃から家の手伝いをしていると要領よくつぎ分けられるようになります。自分で出来ることは自分でする。手伝えることはどんどん手伝うようにしましょう。

6月14日の献立

【献立】米粉パン・肉と野菜のカレー煮込み・枝豆サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食で使う材料を洗ったり切ったりするのは大変です。例えば、じゃがいもは300個位の皮をむき、芽を取り、一個一個包丁で一口大に切ります。キャベツも30㎏位を一枚一枚外して3回ずつ洗うので時間がかかります。お家で使うには簡単な材料も給食で使うには量が多いので大変です。しかし、じゃがいもやキャベツには、ビタミンCが多く含まれているのでよく使います。調理員さんが一生懸命洗ったり切ったりして作った給食です。残さず食べましょう。

6月13日の献立

【献立】麦ごはん・切り干し大根の牛乳煮・小松菜の磯和え・納豆・牛乳

【献立一口メモ】今日の給食には、納豆がついています。納豆は大豆から出来ているので、大豆に多く含まれるたんぱく質やカルシウム、食物繊維、鉄はもちろん、ビタミンB2も多く含まれています。ビタミンB2は、肌をきれいにし口内炎にも有効です。またビタミンKを非常に多く含んでいます。ビタミンKはカルシウムといっしょに働き、骨を丈夫にする効果を高めます。納豆菌そのものの働きとしては、腸に入って腸内の善玉菌を増やします。納豆は、様々な効果が期待できる優秀な食品です。進んで食べるようにしましょう。

6月12日の献立

【献立】黒糖パン・白身魚の香草パン粉焼き・ミネストローネ・枝豆・牛乳

【献立一口メモ】ミネストローネはイタリア料理を代表するトマト味のスープで、野菜がたくさん入っているのが特徴です。「ミネストローネ」という名前は、イタリア語で「ごちゃ混ぜ」、「具沢山」といった意味があります。ミネストローネに使う野菜は季節や地域によって違ってきます。

6月11日の献立

【献立】麦ごはん・なすの味噌炒め・ぼったり汁・てつひじき海苔・牛乳

【献立一口メモ】ぼったり汁は、魚のすり身をだし汁の中に「ぼとっぼとっ」と落とし入れる音から名付けられた汁で、宮崎県の郷土料理です。ぼったり汁のつみれは、門川町の悠々工房で、地元の魚を使って作られています。おいしくいただきましょう。

6月10日の献立

【献立】おいしさギューッとどん・みそしる・くだもの・牛乳

【献立一口メモ】今日から1週間、給食の食べ残しを調べます。給食は皆さんにとって必要な栄養量を満たすように計算されています。食べ残したり、人にあげたりすると必要な栄養量がとれなくなってしまいます。どうしても食べられなくて少し減らしている人は、少しずつ皆の量に近づくようにしましょう。また、おかわりのし過ぎもよくありません。自分に必要な量を知って、好き嫌いなく食べることが大事です。今日のおいしさぎゅーっと丼は、切干し大根、赤ピーマン、ピーマン、ちりめんじゃこ、卵といった宮崎県でとれる食べ物がたくさん使われています。給食ではご飯の上にかけて食べますが、おにぎりの具にしてもおいしくいただけます。おいしさがぎゅーっとつまっている感じがしますね。

6月7日の献立

【献立】減量コッペパン・スパゲティミートソース・シーザーサラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食のスパゲティは麺の量が普通のスパゲティの1/3位しかありません。主食にするには少なすぎるので小さなパンを付けています。スパゲティミートソースは、体をつくる肉等が入っているので、主食と主菜を兼ねた料理になります。シーザーサラダの名前の由来はメキシコの料理人「シーザー・カルディーニ」からきています。ある日、レストランに突然多くの客が来て、シーザーは手元に残っていたありあわせの材料でサラダを作りました。やがてこのサラダは「シーザーサラダ」として評判となりアメリカやヨーロッパにも広がりました。基本的には、レタス、ガーリック、レモン、卵、パルメザンチーズ、クルトン等が入っています。半熟卵は給食では出せないので入れていません。

6月6日の献立

【献立】麦ごはん・イワシの梅味噌煮・三色和え・根菜ゴマ汁・牛乳

【献立一口メモ】日本が世界の中でも長寿の国であるのは、バランスのとれた食生活のおかげだといわれています。主食のご飯を中心に、旬の食材を使った主菜(魚肉のおかず)、副菜(野菜のおかず)、汁物をバランスよく組み合わせた食事のことを「日本型食生活」といいます。今日の給食は「日本型食生活」の基本的なものです。主食が麦ご飯、主菜が鰯の梅みそ煮、副菜が三色和え、汁物が根菜ごま汁となっています。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

6月5日の献立

【献立】揚げパン・野菜のクリームスープ・チキンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】揚げパンは、子供たちに人気のある献立です。しかし、手間がかかります。パン屋さんから小中学校分のパンを全て調理場に持ってきてもらい、調理場で揚げて、きな粉、砂糖、アーモンド粉をまぶし、各クラスのパン箱に入れます。他の料理も作らなければならないので、調理員さんは大忙しです。食後のあいさつ「ご馳走さま」は、一生懸命集めた材料で食事を作ってくださった方への感謝の言葉です。気持ちを込めて「ご馳走さま」と言いましょう。

6月4日の献立

【献立】麦ごはん・野菜のピリ辛煮・カミカミサラダ・牛乳

【献立一口メモ】6月4日は「虫歯予防デー」、この日から1週間は「歯の衛生週間」です。私たちは色々な食べ物を噛んで食べています。普段はあまり意識していませんが噛むということは体にとってとても大切なはたらきをしています。よく噛むことで食べ過ぎを防ぎます。噛むことで唾液がたくさん出て消化吸収がよくなり、虫歯予防に役立ちます。しっかり噛むことはあごの筋肉をよく動かすため、周りの血管や神経が刺激されて、脳の働きが活発になり記憶力や集中力が高まると言われています。今日のカミカミサラダに入っているごぼうは食物繊維が多くかむ力が付く食べ物です。しっかり噛んで食べましょう。

6月3日の献立

【献立】ジャンバラヤ・コーンスープ・フルーツのオレンジソースかけ・牛乳

【献立一口メモ】学校給食には栄養基準量があり、毎日の給食はそれを満たすように献立を立てています。クラスで均等につぎ分けた量が、皆さんに必要な量です。たんぱく質が足りないと、成長に影響しますし、ビタミンが足りないと体の調子が整いません。給食の献立には、一つ一つに意味があるのです。残さず食べるようにしましょう。

5月31日の献立

【献立】黒糖パン・ポテトのマリアナソース・白花豆スープ・牛乳

【献立一口メモ】ポテトのマリアナソースには、レバーやピーマン等、子供たちの嫌いな食品が入っています。しかし、味付けは子供たちが大好きなケチャップ、ウスターソースで作ったマリアナソースです。嫌いな物の食べ方は、「好きなものと食べる」「好きな味にする」「がまんして食べ、食べ慣れる」等様々な方法がありますが、色々試して、何でも食べられるようになりましょう。マリアナソースに入っているカラーピーマンとパプリカの違いは、ピーマンは1年草で小さく薄いこと、パプリカは多年草で大きく肉厚なことです。

5月30日の献立

【献立】麦ごはん・じゃがいもとベーコンの煮物・小松菜の磯和え・牛乳

【献立一口メモ】今日はじゃがいものお話をします。じゃがいもは芽のところや緑色になったところに「ソラニン」という毒素があります。自分たちで栽培したじゃがいもを食べて食中毒を起した例もあります。未成熟の小型じゃがいもはソラニンを多く含んでいるので食べないようにしましょう。また、収穫後のじゃがいもは日光が当たらないように暗いところに保管し、芽や皮を取って調理しましょう。特に、緑色になったところは皮を厚くむきましょう。給食でじゃがいもを使う時はこのようなことに気を付けて使います。特にじゃがいもの芽を取るのが大変で、じゃがいも500個の芽を取り、皮をむき、3つの流しで3回洗いをします。じゃがいもの下処理だけで1時間以上かかります。それからまな板で切って、炒め煮にします。煮えすぎて形が崩れないように気を付けながら調理をします。

 

5月29日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・チリコンカン・卵サラダ・牛乳

【献立一口メモ】よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのに重要な働きをしています。よく噛むためには、噛みごたえのある食品を食べることが大事です。今日の給食・チリコンカンに含まれている大豆は噛みごたえがあります。よく噛んで食べましょう。

5月28日の献立

【献立】中華丼・れんこんサラダ・果物・牛乳

【献立一口メモ】中華丼には、たくさんの具が入っています。ご飯は、エネルギーのもとになります。豚肉・えび・いか・うずらの卵は、体をつくるはたらきがあります。野菜やきのこは、体の調子を整えるはたらきがあります。給食では様々な食品を組み合わせて出していますので、残さず食べるようにしましょう。料理の組み合わせも参考にしてください。

5月27日の献立

【献立】麦ごはん・旨煮・アスパラガスの胡麻和え・牛乳

【献立一口メモ】今日は食事マナーについてのお話です。食事マナーを身につける理由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人にいやな思いをさせないための両方があります。まず、姿勢を正し、食器を持って食べましょう。良い姿勢は、椅子にきちんと腰かけて背筋をまっすぐに伸ばし、足の裏が床についた状態です。足が机の外に出ている人はいませんか?茶わんや箸をきちんと持って食べることも大事な食事マナーです。姿勢よく食べることで、食べやすくなり、食べこぼしもなくなり、見た目も美しく見えます。

5月24日の献立

【献立】ハンバーガー・たまごスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】ハンバーガーは主食と主菜を兼ねた料理です。これだけだと野菜が少なく、栄養バランスが悪いので、ハンバーガーの中にキャベツをたっぷり入れ、野菜がたっぷり入った卵スープと組み合わせました。

5月23日の献立

【献立】麦ごはん・鯖みそ煮・昆布和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】箸を正しく使うことが出来ますか?箸使いは毎日の習慣づけが大切です。箸を正しく使うためには、指の使い方や力加減が必要です。日本人の手先が器用なのは、箸を使うからだとも言われています。給食時間内に食べ終わることが出来ない人を見ていると箸使いが出来ていないことが多いようです。お家で箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

5月22日の献立

【献立】ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食では、3つの食品グループの食品が毎日使われています。それはなぜなのか考えてみましょう。東日本大震災の後すぐは食べる物がなくて、被災した人は、エネルギー源となる炭水化物をとることが精一杯で、お腹が満たされることが優先されました。その内、状況が少し落ち着いてくると、炭水化物だけでは栄養が偏り、口内炎や貧血、体のだるさ等体調が悪くなってきました。避難所には小中学生もたくさんいたため、成長に欠かせないカルシウムの不足も心配されました。栄養バランスのとれた食事をしていかないと、体の調子が悪くなったり、成長が妨げられたりします。3つの食品グループの食品をそろえて食べることはとても大切です。

5月21日の献立

【献立】鶏飯・洋風白和え・果物・牛乳

【献立一口メモ】鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、ご飯の上に、鶏肉・卵・山川漬け等、鹿児島県特産の材料を使った具をのせて、鶏ガラでとった出汁をかけて食べます。皆さんは宮崎県の郷土料理を知っていますか?「冷や汁」、「チキン南蛮」、「がね」、「魚うどん」、「ぼったり汁」等があります。

5月20日の献立

【献立】麦ごはん・切干大根の炒め煮・へべすみそ和え・納豆・牛乳

【献立一口メモ】今日のおすすめは、切り干し大根です。切り干し大根の収穫量は宮崎県が日本一です。今日はさつま揚げやしいたけを入れて炒め煮にしましたが、酢の物でもおいしくいただけます。宮崎県の特産品をもっと家庭の食事に取り入れましょう。切り干し大根の炒め煮だけでは、たんぱく質とビタミンCが少し足りません。たんぱく質を納豆で補い、ビタミンCをへベ酢みそ和えで補いました。全部食べてはじめて栄養バランスが整います。

5月17日の献立

【献立】黒糖パン・魚の変わり揚げ・ボイルキャベツ・白いんげんのトマトスープ・牛乳

【献立一口メモ】お家の人をはじめ、農家の人や調理員さん、そして運ぶ人、給食当番の人等多くの人の苦労や努力によって私たちは食事をすることが出来ます。感謝の気持ちを表すにはどうしたらよいでしょう。感謝の気持ちを表す方法は、食べ残さないこと、食器や箸をきれいにそろえて返すこと、そして食べ物を大切にすることではないでしょうか。

5月16日の献立

【献立】もち麦ご飯・麻婆豆腐・パンサンスー・牛乳
【献立一口メモ】私たちは食べることによって、体をつくり、活動するエネルギーを得ています。健康な体づくりのためには栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。今日の給食は中華料理です。中国は、医と食の源は同じという医食同源の国です。今日の麻婆豆腐の豆腐には、鉄やカルシウム・食物繊維といった成長期に必要な栄養素がたっぷり含まれています。また、料理の組合わせも大切です。麦ご飯を主食、麻婆豆腐を主菜、パンサンスーを副菜として組合わせることで栄養バランスが良くなります。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

5月15日の献立

【献立】マヨネーズパン・コーンシチュー・ひじきのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】成長に欠かせない栄養素・カルシウムを多く含んでいる食品を知っていますか。カルシウムを多く含んでいる食品は、毎日の給食についている牛乳、骨まで食べられる小魚、こんぶ・わかめ・ひじき等の海藻、大豆製品、小松菜やキャベツ等の野菜です。人間の骨が一番成長する時期は、女性で11歳~15歳、男性で13歳~17歳といわれています。この時期に十分なカルシウムを摂ることが必要です。牛乳、小魚、海藻、大豆を意識して食べるようにしましょう。

5月14日の献立

【献立】麦ごはん・豚肉と厚揚げのみそ煮・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】厚揚げは、何から出来ているか知っていますか?豆腐を油で揚げたものが厚揚げや油揚げです。その豆腐は大豆から出来ています。大豆は「畑の肉」といわれるように、体をつくるたんぱく質がたくさん含まれています。肉が中々手に入らなかった昔、大豆は貴重なたんぱく質源で、日本人の食生活に関係の深い食べ物でした。大豆からきな粉、豆腐、納豆はもちろんのこと、みそやしょうゆも作られます。

5月13日の献立

【献立】ビビンバ・レタスのスープ・果物・牛乳

【献立一口メモ】ビビンバは、韓国風混ぜご飯のことで、ビビン=混ぜる、パフ=ご飯という意味があります。ご飯に野菜のナムルや肉、卵をのせ、混ぜて食べます。ナムルとは朝鮮半島の家庭料理の一つで、もやし等の野菜やぜんまい等の山菜を塩ゆでし、調味料とごま油で和えた物のことです。レタスは、サラダによく使いますが、スープに入れてもシャキシャキ感が残っていておいしくいただけます。

5月10日の献立

【献立】ミルクパン・卵とじ・マセドアンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】生活リズムを整えるために、食事は、規則正しくとることが大切です。特に朝食は、心と体を活動できる状態にし、もてる力を十分に発揮できるようにするために必要です。今日の給食・卵とじは、朝食にも向く料理です。炒めた肉と野菜に、砂糖としょうゆで味を付け、卵を入れてかき混ぜれば出来上がります。車は、ガソリン等燃料がなければ走れませんが、皆さんも同じで、朝食を食べずに学校に来るのは、ガソリンがなくて走っている車のようなものです。集中力もなくなり、力を発揮することができません。毎日朝ごはんをしっかり食べて登校するようにしましょう。

5月9日の献立

【献立】麦ごはん・かば焼き・ゆかり和え・豆豚汁・牛乳

【献立一口メモ】蒲焼きは鰻の蒲焼きが有名ですが、学校給食では鰯や鰆などその時にとれる魚を使います。鰻のように値段が高い食品は学校給食では使えません。学校給食費は小学校1食237円、中学校1食275円です。ご飯・パン、牛乳の値段を除くとおかずを120円位で作らなければなりません。また、昔、安い魚だった鰯が、今は他の魚とあまり変わらないくらいの値段になっています。今回は「鰯」を使う予定ですが、前日になってみないと分かりません。私たちは、環境や資源にも目を向けて食を考えることが大切です。

5月8日の献立

【献立】原料コッペパン・大豆バター・スパゲティペスカトーレ・フレンチサラダ・牛乳

【献立一口メモ】スパゲティは給食でも人気のある献立です。好きなものをクラスの友達と一緒に食べると、お腹がいっぱいになるだけでなく、楽しい気持ちになります。けんかしたり泣きながら食べたりすると食欲もなくなります。食べる時はいやなことは忘れて楽しく食べるようにしましょう。学校給食のスパゲティは、麺の量が普通のスパゲティの1/3位で、主食には少ないので、量の少ないパンを付けています。ペスカトーレという名前は、漁師風という意味で、魚介類が入ったトマトソースのスパゲティのことをスパゲティペスカトーレといいます。

5月7日の献立

【献立】五目ずし・ぼったり汁・フルーツヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】お寿司は、祭りやお祝い事に欠かせない料理です。すしの語源は元々「酢」をまぜた飯「酢飯」からきています。この酢飯の「め」がいつの間にか無くなり「すし」と呼ばれるようになりました。昔はお祝いの席等のおめでたい時に食べる高級な料理でしたが、今では日常的に食べることができます。ぼったり汁は、魚のすり身をだし汁の中に「ぼとっぼとっ」と落とし入れる音から名付けられた汁で、宮崎県の郷土料理です。ぼったり汁に入れる「つみれ」は門川町の悠々工房に、門川町でとれた魚を使って作ってもらいます。

4月26日の献立

【献立】黒糖パン・魚のエスカベージュ・卵スープ・牛乳

【献立一口メモ】エスカベーシュとは、油で揚げて、酢漬けにした料理のことです。今日は、魚を使って魚のエスカベーシュにしました。料理の意味を知っていると、どんな料理か想像がつきます。給食では揚げたての熱い魚と冷たいドレッシングを最初から一緒に混ぜるとぬるくなるので、別々の容器に入れてあります。配膳の時に揚げた魚に野菜入りドレッシングをかけ、魚と野菜を一緒に食べましょう。

4月25日の献立

【献立】高菜ごはん・豚汁・かみかみ和え・牛乳

【献立一口メモ】地方から日本を変えようと福井県をはじめとする15県の知事が「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」事業を行っています。その事業の一つに学校給食交流事業があり、お互いの県の料理を紹介し合っています。今日は熊本県の郷土料理「高菜ご飯」を給食に取り入れました。九州でこの事業に取り組んでいるのは宮崎県、熊本県、鹿児島県です。これから宮崎県のチキン南蛮、鹿児島県の鶏飯等も給食に取り入れていきます。

4月24日の献立

【献立】ミルクパン・ビーフシチュー・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食の献立を立てるときに気を付けているのは、主食であるご飯やパン・主菜である魚肉のおかず・副菜である野菜のおかずを組み合わせて栄養バランスの良いものにすることです。野菜の少ない食事は生活習慣病の原因にもなりかねません。学校給食では栄養基準量を満たすように毎日栄養価計算をしています。給食で出る野菜、魚、肉、ご飯の量を参考に栄養バランスのとれた食事を毎食食べるよう心がけてください。

4月23日の献立

【献立】親子丼・酢味噌和え・果物・牛乳

【献立一口メモ】親子丼は親である鶏肉と、子である卵を使った丼です。丼やカレーライス、サンドイッチ等、ご飯・パンとおかずが一緒になった料理は、それだけでバランスがとれていると考えがちですが、野菜が足りません。必ず、別に野菜料理を加えるようにしましょう。今日は親子丼に酢味噌和えと果物を付けて、足りないビタミンを補いました。