食育

今日の献立

6月11日の献立

【献立】麦ごはん・なすの味噌炒め・ぼったり汁・てつひじき海苔・牛乳

【献立一口メモ】ぼったり汁は、魚のすり身をだし汁の中に「ぼとっぼとっ」と落とし入れる音から名付けられた汁で、宮崎県の郷土料理です。ぼったり汁のつみれは、門川町の悠々工房で、地元の魚を使って作られています。おいしくいただきましょう。

6月10日の献立

【献立】おいしさギューッとどん・みそしる・くだもの・牛乳

【献立一口メモ】今日から1週間、給食の食べ残しを調べます。給食は皆さんにとって必要な栄養量を満たすように計算されています。食べ残したり、人にあげたりすると必要な栄養量がとれなくなってしまいます。どうしても食べられなくて少し減らしている人は、少しずつ皆の量に近づくようにしましょう。また、おかわりのし過ぎもよくありません。自分に必要な量を知って、好き嫌いなく食べることが大事です。今日のおいしさぎゅーっと丼は、切干し大根、赤ピーマン、ピーマン、ちりめんじゃこ、卵といった宮崎県でとれる食べ物がたくさん使われています。給食ではご飯の上にかけて食べますが、おにぎりの具にしてもおいしくいただけます。おいしさがぎゅーっとつまっている感じがしますね。

6月7日の献立

【献立】減量コッペパン・スパゲティミートソース・シーザーサラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食のスパゲティは麺の量が普通のスパゲティの1/3位しかありません。主食にするには少なすぎるので小さなパンを付けています。スパゲティミートソースは、体をつくる肉等が入っているので、主食と主菜を兼ねた料理になります。シーザーサラダの名前の由来はメキシコの料理人「シーザー・カルディーニ」からきています。ある日、レストランに突然多くの客が来て、シーザーは手元に残っていたありあわせの材料でサラダを作りました。やがてこのサラダは「シーザーサラダ」として評判となりアメリカやヨーロッパにも広がりました。基本的には、レタス、ガーリック、レモン、卵、パルメザンチーズ、クルトン等が入っています。半熟卵は給食では出せないので入れていません。

6月6日の献立

【献立】麦ごはん・イワシの梅味噌煮・三色和え・根菜ゴマ汁・牛乳

【献立一口メモ】日本が世界の中でも長寿の国であるのは、バランスのとれた食生活のおかげだといわれています。主食のご飯を中心に、旬の食材を使った主菜(魚肉のおかず)、副菜(野菜のおかず)、汁物をバランスよく組み合わせた食事のことを「日本型食生活」といいます。今日の給食は「日本型食生活」の基本的なものです。主食が麦ご飯、主菜が鰯の梅みそ煮、副菜が三色和え、汁物が根菜ごま汁となっています。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

6月5日の献立

【献立】揚げパン・野菜のクリームスープ・チキンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】揚げパンは、子供たちに人気のある献立です。しかし、手間がかかります。パン屋さんから小中学校分のパンを全て調理場に持ってきてもらい、調理場で揚げて、きな粉、砂糖、アーモンド粉をまぶし、各クラスのパン箱に入れます。他の料理も作らなければならないので、調理員さんは大忙しです。食後のあいさつ「ご馳走さま」は、一生懸命集めた材料で食事を作ってくださった方への感謝の言葉です。気持ちを込めて「ご馳走さま」と言いましょう。

6月4日の献立

【献立】麦ごはん・野菜のピリ辛煮・カミカミサラダ・牛乳

【献立一口メモ】6月4日は「虫歯予防デー」、この日から1週間は「歯の衛生週間」です。私たちは色々な食べ物を噛んで食べています。普段はあまり意識していませんが噛むということは体にとってとても大切なはたらきをしています。よく噛むことで食べ過ぎを防ぎます。噛むことで唾液がたくさん出て消化吸収がよくなり、虫歯予防に役立ちます。しっかり噛むことはあごの筋肉をよく動かすため、周りの血管や神経が刺激されて、脳の働きが活発になり記憶力や集中力が高まると言われています。今日のカミカミサラダに入っているごぼうは食物繊維が多くかむ力が付く食べ物です。しっかり噛んで食べましょう。

6月3日の献立

【献立】ジャンバラヤ・コーンスープ・フルーツのオレンジソースかけ・牛乳

【献立一口メモ】学校給食には栄養基準量があり、毎日の給食はそれを満たすように献立を立てています。クラスで均等につぎ分けた量が、皆さんに必要な量です。たんぱく質が足りないと、成長に影響しますし、ビタミンが足りないと体の調子が整いません。給食の献立には、一つ一つに意味があるのです。残さず食べるようにしましょう。

5月31日の献立

【献立】黒糖パン・ポテトのマリアナソース・白花豆スープ・牛乳

【献立一口メモ】ポテトのマリアナソースには、レバーやピーマン等、子供たちの嫌いな食品が入っています。しかし、味付けは子供たちが大好きなケチャップ、ウスターソースで作ったマリアナソースです。嫌いな物の食べ方は、「好きなものと食べる」「好きな味にする」「がまんして食べ、食べ慣れる」等様々な方法がありますが、色々試して、何でも食べられるようになりましょう。マリアナソースに入っているカラーピーマンとパプリカの違いは、ピーマンは1年草で小さく薄いこと、パプリカは多年草で大きく肉厚なことです。

5月30日の献立

【献立】麦ごはん・じゃがいもとベーコンの煮物・小松菜の磯和え・牛乳

【献立一口メモ】今日はじゃがいものお話をします。じゃがいもは芽のところや緑色になったところに「ソラニン」という毒素があります。自分たちで栽培したじゃがいもを食べて食中毒を起した例もあります。未成熟の小型じゃがいもはソラニンを多く含んでいるので食べないようにしましょう。また、収穫後のじゃがいもは日光が当たらないように暗いところに保管し、芽や皮を取って調理しましょう。特に、緑色になったところは皮を厚くむきましょう。給食でじゃがいもを使う時はこのようなことに気を付けて使います。特にじゃがいもの芽を取るのが大変で、じゃがいも500個の芽を取り、皮をむき、3つの流しで3回洗いをします。じゃがいもの下処理だけで1時間以上かかります。それからまな板で切って、炒め煮にします。煮えすぎて形が崩れないように気を付けながら調理をします。

 

5月29日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・チリコンカン・卵サラダ・牛乳

【献立一口メモ】よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのに重要な働きをしています。よく噛むためには、噛みごたえのある食品を食べることが大事です。今日の給食・チリコンカンに含まれている大豆は噛みごたえがあります。よく噛んで食べましょう。

5月28日の献立

【献立】中華丼・れんこんサラダ・果物・牛乳

【献立一口メモ】中華丼には、たくさんの具が入っています。ご飯は、エネルギーのもとになります。豚肉・えび・いか・うずらの卵は、体をつくるはたらきがあります。野菜やきのこは、体の調子を整えるはたらきがあります。給食では様々な食品を組み合わせて出していますので、残さず食べるようにしましょう。料理の組み合わせも参考にしてください。

5月27日の献立

【献立】麦ごはん・旨煮・アスパラガスの胡麻和え・牛乳

【献立一口メモ】今日は食事マナーについてのお話です。食事マナーを身につける理由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人にいやな思いをさせないための両方があります。まず、姿勢を正し、食器を持って食べましょう。良い姿勢は、椅子にきちんと腰かけて背筋をまっすぐに伸ばし、足の裏が床についた状態です。足が机の外に出ている人はいませんか?茶わんや箸をきちんと持って食べることも大事な食事マナーです。姿勢よく食べることで、食べやすくなり、食べこぼしもなくなり、見た目も美しく見えます。

5月24日の献立

【献立】ハンバーガー・たまごスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】ハンバーガーは主食と主菜を兼ねた料理です。これだけだと野菜が少なく、栄養バランスが悪いので、ハンバーガーの中にキャベツをたっぷり入れ、野菜がたっぷり入った卵スープと組み合わせました。

5月23日の献立

【献立】麦ごはん・鯖みそ煮・昆布和え・団子汁・牛乳

【献立一口メモ】箸を正しく使うことが出来ますか?箸使いは毎日の習慣づけが大切です。箸を正しく使うためには、指の使い方や力加減が必要です。日本人の手先が器用なのは、箸を使うからだとも言われています。給食時間内に食べ終わることが出来ない人を見ていると箸使いが出来ていないことが多いようです。お家で箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

5月22日の献立

【献立】ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・海藻サラダ・牛乳

【献立一口メモ】給食では、3つの食品グループの食品が毎日使われています。それはなぜなのか考えてみましょう。東日本大震災の後すぐは食べる物がなくて、被災した人は、エネルギー源となる炭水化物をとることが精一杯で、お腹が満たされることが優先されました。その内、状況が少し落ち着いてくると、炭水化物だけでは栄養が偏り、口内炎や貧血、体のだるさ等体調が悪くなってきました。避難所には小中学生もたくさんいたため、成長に欠かせないカルシウムの不足も心配されました。栄養バランスのとれた食事をしていかないと、体の調子が悪くなったり、成長が妨げられたりします。3つの食品グループの食品をそろえて食べることはとても大切です。

5月21日の献立

【献立】鶏飯・洋風白和え・果物・牛乳

【献立一口メモ】鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、ご飯の上に、鶏肉・卵・山川漬け等、鹿児島県特産の材料を使った具をのせて、鶏ガラでとった出汁をかけて食べます。皆さんは宮崎県の郷土料理を知っていますか?「冷や汁」、「チキン南蛮」、「がね」、「魚うどん」、「ぼったり汁」等があります。

5月20日の献立

【献立】麦ごはん・切干大根の炒め煮・へべすみそ和え・納豆・牛乳

【献立一口メモ】今日のおすすめは、切り干し大根です。切り干し大根の収穫量は宮崎県が日本一です。今日はさつま揚げやしいたけを入れて炒め煮にしましたが、酢の物でもおいしくいただけます。宮崎県の特産品をもっと家庭の食事に取り入れましょう。切り干し大根の炒め煮だけでは、たんぱく質とビタミンCが少し足りません。たんぱく質を納豆で補い、ビタミンCをへベ酢みそ和えで補いました。全部食べてはじめて栄養バランスが整います。

5月17日の献立

【献立】黒糖パン・魚の変わり揚げ・ボイルキャベツ・白いんげんのトマトスープ・牛乳

【献立一口メモ】お家の人をはじめ、農家の人や調理員さん、そして運ぶ人、給食当番の人等多くの人の苦労や努力によって私たちは食事をすることが出来ます。感謝の気持ちを表すにはどうしたらよいでしょう。感謝の気持ちを表す方法は、食べ残さないこと、食器や箸をきれいにそろえて返すこと、そして食べ物を大切にすることではないでしょうか。

5月16日の献立

【献立】もち麦ご飯・麻婆豆腐・パンサンスー・牛乳
【献立一口メモ】私たちは食べることによって、体をつくり、活動するエネルギーを得ています。健康な体づくりのためには栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。今日の給食は中華料理です。中国は、医と食の源は同じという医食同源の国です。今日の麻婆豆腐の豆腐には、鉄やカルシウム・食物繊維といった成長期に必要な栄養素がたっぷり含まれています。また、料理の組合わせも大切です。麦ご飯を主食、麻婆豆腐を主菜、パンサンスーを副菜として組合わせることで栄養バランスが良くなります。家でも主食・主菜・副菜を組合わせて食べましょう。

5月15日の献立

【献立】マヨネーズパン・コーンシチュー・ひじきのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】成長に欠かせない栄養素・カルシウムを多く含んでいる食品を知っていますか。カルシウムを多く含んでいる食品は、毎日の給食についている牛乳、骨まで食べられる小魚、こんぶ・わかめ・ひじき等の海藻、大豆製品、小松菜やキャベツ等の野菜です。人間の骨が一番成長する時期は、女性で11歳~15歳、男性で13歳~17歳といわれています。この時期に十分なカルシウムを摂ることが必要です。牛乳、小魚、海藻、大豆を意識して食べるようにしましょう。