食育

カテゴリ:今月のおすすめ給食

3月11日の献立

【献立】救給カレー・香草パン粉焼き・クラムチャウダー・牛乳

【献立一口メモ】8年前の3月11日は、東日本大震災が起きた日です。災害は、避難して終わりではなく、その後、何日も食べ物が届かず、大変な思いをします。東日本大震災では、学校給食施設も災害にあい、給食が出来なくなりました。そこで、被災した東北3県の栄養教諭を中心として開発されたのが救給カレーです。被災の経験から、水は飲み水の確保でさえ困難なので水を使わず、温めず、容器がいらず、ごみが出ず、食物アレルギーにも対応できる物を研究して出来上がりました。救給カレーは封を開けるだけで食べられ、アレルギー27品目も除去されています。皆さんも災害時の非常食を備蓄しておきましょう。備蓄していた救給カレーを使うので、次の非常食を備蓄する予定です。年に1度は備蓄したものを食べて、災害について考え、新たな非常食を備蓄していけば、無駄にはなりません。

3月7日の献立

【献立】麦ご飯・さばごま味噌煮・昆布和え・団子汁・牛乳


【献立一口メモ】長寿国になった日本、注目されるのが、栄養バランスの良い和食です。日本人は古くから、米・魚、大豆、野菜等を中心にした食事をしています。生活習慣病を防ぐためにも、和食の良さを知り、栄養、運動、休養・睡眠をしっかりとって健康的な生活を送りましょう。

3月6日の献立

【献立】ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・れんこんサラダ・牛乳

【献立一口メモ】マカロニもレンコンも穴が開いています。穴が開いている食品は、先が見通せることから縁起が良い食品とされています。マカロニの穴はゆでる時間を短くするため、生地をムラなく早く乾燥させるため、そしてソースをしっかり からませるためです。レンコンには10個前後の穴が開いていますが、この穴にもちゃんと役割があります。 レンコンが育つのは、泥の中です。植物の成長に欠かせない空気を取り入れるために穴が開いているのです。

3月5日の献立

【献立】麦ご飯・麻婆豆腐・中華サラダ・牛乳

【献立一口メモ】世界では、食事の時に「手で食べる文化」と「箸を使う文化」、「ナイフ・フォークを使う文化」の主に3つに分けられます。このうち、日本のように箸を使う国は、中国や韓国、ベトナム等の国があります。中国では箸先まで同じ太さで長い物が多く、韓国では銀製やステンレス製の物が多く使われます。又、中国や韓国では、スプーンを一緒に使うことが多いため、日本のようにご飯もみそ汁も箸だけで食べる国は珍しいようです。日本の食を支える「箸を使う文化」、しっかり受け継いでいきましょう。

3月4日の献立

【献立】カレーライス・フレンチサラダ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】カレーライスは、小学校6年生で2番目に人気があった献立です。給食のカレーは、鶏がらでとったスープを使い、カレー粉の他に、チャツネ、ローレル、ソース、しょうゆ、ケチャップ等様々な調味料を入れてまろやかにしています。学校給食ではカレーの時はサラダと組み合わせています。カレーにも野菜は入っているのですが、それだけでは足りません。学校給食で学んだ料理の組み合わせを、これからの食生活に生かし、生涯健康に過ごしてください。