食育

今日の献立

7月18日の献立

【献立】ミルクパン・卵とじ・マセドアンサラダ・牛乳

【献立一口メモ】雑誌やテレビを通して、食に関する様々な情報が流されていますが、極端な食事制限や特定の食品だけを食べるダイエットなどをしていると、カルシウムや鉄等のミネラルが失われやすくなります。ミネラルは、吸収率が低く、少量しか体の中にないので、不足すると体の中の骨にあるカルシウムが使われてその結果骨がスカスカになったり、鉄が不足して貧血になったりします。主食・主菜・副菜をそろえ、規則正しい食生活をしましょう。ひじきには血液の材料になる鉄が多く含まれていますので、成長期の皆さんは出来るだけ食べるようにしましょう。

7月17日の献立

【献立】麦ご飯・めひかりの蒲焼き・三色和え・のっぺい汁・牛乳

【献立一口メモ】江戸時代大名のランクは藩内で生産される米の量で計られていました。石高制といいます。1石は2.5俵・150kgです。米は食料としてだけではなくお金と同じ価値を示す存在だったのです。いかに米が貴重だったかがよく分かります。

7月13日の献立

【献立】セルフサンド・肉団子のスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】今学期の給食は来週までです。夏休みになると牛乳を飲まなくなる人がいますが、牛乳には成長期に欠かせないカルシウムの他に、ビタミンB2も多く含んでいます。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康に関わるビタミンで、口内炎の予防にも役立ちます。この他のビタミンも健康を維持するのに大切です。夏休みもビタミンを多く含む、牛乳、卵、海藻、野菜、豆などを意識してとるようにしましょう。

7月12日の献立

【献立】冷や汁・五目豆・冷凍みかん・牛乳

【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれました、宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。今まで食べたことがない人も、宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

7月11日の献立

【献立】減量パン・チョコマーガリン・たらこスパゲティ・夏野菜サラダ・牛乳

【献立一口メモ】「たらこ」は、「鱈の卵」=「鱈の子」を塩漬けにしたものです。韓国ではスケトウダラのことを「ミョンテ(明太)」と呼ぶことから、「ミョンテ(明太)の子」=「明太子」と呼びます。
このように、もともと「たらこ」と「明太子」は同じものを指していたのです。今日のたらこスパゲティには、たらこの他に、鶏肉、イカ、玉ねぎ、にんじん、パセリ等色々な食材が入っています。おいしく食べてください。

7月10日の献立

【献立】麦ご飯・豚肉と厚揚げの味噌煮・小松菜の磯和え・牛乳

【献立一口メモ】給食のサラダや和え物は、家で食べる量に比べて多いと感じるかもしれませんが、栄養バランスのとれた食事は、主食・主菜・副菜の割合が、3:1:2です。肉や魚などのおかず(主菜)の倍の量の野菜(副菜)を食べると栄養バランスがとれます。家でもしっかり野菜を食べましょう。

7月9日の献立

【献立】牛丼・土佐酢和え・果物・牛乳

【献立一口メモ】今日の牛乳は味が違うと思ったことはありませんか?それは当たり前のことなのです。牛乳は牛の餌や季節によって味が変わります。夏は牛も食欲がなく餌を食べる量が減り、夏の牛乳はさらっとしています。冬は牛が寒さに負けないように餌を食べ、コクのある牛乳になります。搾りたての牛乳は私たちの体温と同じ38℃くらいの温かさがあります。そのままでは腐ってしまうので、冷やして牧場から工場へ運ばれ殺菌、パック詰めされて学校に届きます。成長期の皆さんにとって大切な牛乳、しっかり飲みましょう。

7月6日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・魚のエスカベーシュ・コーンスープ・牛乳

【献立一口メモ】今日の魚は、魚屋さんが小学校40g、中学校50gに切って950枚、共同調理場に届けてくださいます。調理場でそれに塩・こしょう・小麦粉・片栗粉を付けて揚げます。上にかける野菜ドレッシングも、野菜を切ってゆで、冷却器で冷やして砂糖・塩・酢で作ったドレッシングと混ぜます。6人の調理員さんで揚げ物、ドレッシング、スープを作ります。時間内に出来上がるように一生懸命作っています。見えないところでたくさんの人が関わっていることを知り、残さず食べるようにしましょう。

7月5日の献立

【献立】もち麦ご飯・マーボー茄子・中華サラダ・牛乳

【献立一口メモ】食べることは生きること、楽しい時も、うれしい時も、そこには「食」があります。薬で必要な栄養素をとればいいという考えでは、季節や地域の豊かな「食」を感じることが出来ません。食べる時、目の前にある食べ物のことについて少し考えてみませんか?

7月4日の献立

【献立】黒糖パン・チリコンカン・かぼちゃのサラダ・牛乳

【献立一口メモ】大豆はビタミンB1を多く含んでいます。ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変える時に必要な栄養素で、ビタミンB1が不足すると、十分にエネルギーを作ることができなくなり、疲れやすい、だるいなどの症状が現れます。重症の場合は脚気になることもあります。ビタミンB1はニンニクや玉ねぎなどに含まれるアリシンと一緒に食べると吸収率が高くなります。今日のチリコンカンには、大豆、にんにく、玉ねぎが入っていて夏バテ防止に最適です。

7月2日の献立

【献立】わかめご飯・かぼちゃのそぼろ煮・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】かぼちゃは夏が旬の食べ物です。かぼちゃには体の調子を整えるビタミンが多く含まれています。あのきれいなオレンジ色は体の中でビタミンA に変わるカロテンの色です。また、かぼちゃには、ビタミンCも多く含まれています。夏場は紫外線の量が増え、私たちの体は日に焼けて肌の色が変わり、肌にしみを作ったりします。これを抑え、肌を丈夫にする効果があるのがビタミンCやAなどです。

6月29日の献立

【献立】ミルクパン・八宝菜・ナッツごぼう・牛乳

【献立一口メモ】ごぼうが好きという人は少ないようです。今日はごぼうに小麦粉を付けて揚げ、ナッツごぼうにしました。揚げるとき、くっついてしまうので混ぜるのが大変ですが、さつまいもやピーナツが入って食べやすいようで、給食の残りはほとんどありません。学校給食では、様々な料理法を使って、皆さんがおいしく食べられるように工夫しています。

6月28日の献立

【献立】ジャンバラヤ・味噌入りスープ・フルーツヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】学校給食には栄養基準量があり、毎日の給食はそれを満たすように献立を立てています。クラスで均等につぎ分けた量が、皆さんに必要な量です。たんぱく質が足りないと、成長に影響しますし、ビタミンが足りないと体の調子が整いません。給食の献立には、一つ一つに意味があるのです。残さず食べるようにしましょう。

6月27日の献立

【献立】減量パン・ペンネポロネーゼ・日向夏風味サラダ・牛乳

【献立一口メモ】今日の給食はペンネポロネーゼです。料理の名前からそれがどのような料理か知ることが出来ます。ペンネは、「ペン先」という意味がある短いパスタのことです。イタリアのボローニャ地方で作られたのが始まりといわれる肉とトマトの入ったミートソース・ポロネーゼソースを混ぜたので、ペンネポロネーゼという名前がついています。

6月26日の献立

【献立】麦ご飯・豆腐の中華煮・パンサンスー・牛乳

【献立一口メモ】給食当番は1人分をどの位にするか考えてつぎ分けないと、最後に足りなくなったり余ったりして準備に時間がかかってしまいます。日頃から家の手伝いをしていると要領よくつぎ分けられるようになります。自分で出来ることは自分でする。手伝えることはどんどん手伝うようにしましょう。

6月25日の献立

【献立】麦ご飯・筑前煮・へべ酢味噌和え・牛乳

【献立一口メモ】筑前は、福岡県の昔の呼び方です。筑前地方で作られる煮物だから筑前煮といいます。普通の煮物と違って、油でいためてから煮ます。筑前地方の人は、自分の地域のことなので、筑前煮とはいわず、がめ煮といいます。鹿児島県特産のさつま揚げも、鹿児島県の人は、さつま揚げといわず、「つけあげ」といいます。

6月22日の献立

【献立】セルフバーガー(コロッケ)・野菜のカラフルスープ・ヨーグルト・牛乳

【献立一口メモ】食事マナーというと堅苦しいものや決め事が多いと考えていませんか?食事マナーとは人に迷惑をかけずに皆が楽しく食事をするためのものです。口に食べ物が入ったまましゃべる、食事中に席を立つ、食事中にふさわしくない会話をすることは、周りの人に嫌な思いをさせてしまいます。食事マナーを少しずつ覚えて楽しい食事にしましょう。

6月21日の献立

【献立】麦ご飯・鯖生姜煮・昆布和え・豆豚汁・牛乳

【献立一口メモ】今日の給食は、箸使いがポイントです。箸使いがうまいと、きれいにご飯や魚、豆、野菜を食べることが出来ます。ご飯は、食べ終わった後、食器にご飯粒がたくさん残っている人がいます。箸でご飯をまとめながら食べると、最後まできれいに食べることが出来ます。外国の人は、日本人は誰でも箸使いが上手と思っていますが、各クラスで正しい箸使いができる人は、1/3位です。正しい箸の持ち方使い方が出来るように練習しましょう。

6月20日の献立

【献立】食パン・いちごジャム・肉と野菜のカレー煮込み・スタミナサラダ・牛乳

【献立一口メモ】肉と野菜のカレーに込みにはたくさんの材料を使います。給食では300個くらいのじゃがいもを使います。給食では特にじゃがいもとキャベツは洗ったり切ったりするのに時間がかかる材料です。どこのお家にもあるじゃがいもやキャベツには、ビタミンCが多く含まれているので、色々な料理に使ってみましょう。

6月19日の献立

【献立】麦ご飯・野菜のピリ辛煮・ごまじゃこ和え・牛乳

【献立一口メモ】6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。「食育」とは「食の教育」のことです。日本で初めて、「食育」という言葉を使い食育の重要性を唱えたのは、福井県出身の「食医」石塚左源(1851~1909年)です。今、自分の好きな物を好きなだけ食べて栄養が偏り病気になる人が増えています。今から100年以上前の言葉がよみがえったのは、このような問題を解決するためには、今こそ「食育」が必要だと考えられているからです。皆さんも「食育」に関心を持って健康な食生活を送りましょう。