食育

2016年11月の記事一覧

10月6日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・秋刀魚の甘露煮・ほうれん草と沢庵のごま和え・せんべい汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
  今日は青森県の郷土料理「せんべい汁」のお話です。青森県の南部地方は、オホーツクから冷たい風が吹き、米作りが難しい地方です。そのため、畑でとれた「あわ」や「ひえ」などの雑穀やそば粉、麦粉を使った料理が多く、せんべい汁もその一つです。せんべい汁は、鶏肉や野菜を入れた汁にせんべいを割って入れる料理です。使っているせんべいは、汁もの専用に作られた煮崩れしにくい「かやきせんべい」で、煮込むと、独特の触感があります。昔は、村の青年たちの集まりや山仕事の時に作って食べた野外料理でした。

10月5日の給食


<今日の献立>
減量コッペパン・ブルーベリージャム・きのこスパゲティ・卵サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
  私たちの周りにはたくさんの食べ物があふれていて、毎日の食事を当たり前のように食べてきました。でも、私たちの生活から出る二酸化炭素やゴミが地球の環境を悪くしています。自分に何が出来るか考えてみましょう。食品を無駄なく使ったり、エネルギーや水を大切にし、ごみもしっかり分別しましょう。プラと書いてある袋は資源ごみとして出し、再利用できるようにしましょう。一人一人の環境への意識が地球環境をこれ以上悪くしないために必要です。

10月4日の給食


<今日の献立>
椎茸ご飯・つみれ汁・フルーツのオレンジソースがけ・牛乳

<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  つみれ汁のつみれは、門川町の悠々工房に頼んで、魚のすり身を1個10gくらいの団子に丸めてもらいました。門川町は魚の加工品をたくさん作っていますが、煮干しを知らない人もいます。今日は煮干しでとった出汁に、門川の食材をたくさん入れてつみれ汁を作りました。門川町が元気になるためには、門川でとれた物をたくさん使うことが大事です。

10月3日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・旨煮・切り干し大根ごま酢和え・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
  皆さんは、今、野菜の値段が非常に高くなっていることを知っていますか。玉ねぎの産地・佐賀県は野菜の病気、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの産地・北海道は台風被害で野菜のとれる量が少なくなっています。にんじんの値段は普段1㎏当たり200円位だったのが、1kg当たり680円と普段の3倍の値段です。1日20kg使うと、にんじんだけで1万円位高くなります。様々な所で起こる災害が、私たちの食生活に影響を及ぼしているのです。

9月30日の給食

<今日の献立>
ミルクパン・卵とじ・ミックスビーンズサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
  パンは、パン屋さんが作っています。皆さんはどんなパンが好きですか?今日はミルクパンですが、米粉パンも、もちもちして人気があります。パン屋さんは、給食に間に合うようにパンを作るために、夜中の1時くらいから準備しています。パンをこねて、焼いて、クラスの人数に分けて、各学校に運んでくださいます。皆さんがおいしく食べている姿を思いながら作られたパン、残さず食べましょう。

9月29日の給食

<今日の献立>
麦ご飯・秋刀魚塩焼き・三色和え・団子汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
  漁師さんの仕事は危険と隣り合わせです。食べ物の命があって、漁師さんの働きがあって、魚屋さんが配達して、調理員さんが調理するというように、動植物の命や色々な人の働きによって私たちは食べることが出来るのです。当たり前ですが秋刀魚には骨があります。箸を上手に使って、骨を取り、きれいに食べましょう。

9月28日の給食

<今日の献立>
セルフサンド・白インゲンのトマトスープ・果物・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
  将来健康な食生活を送るためには、少しでも自分で調理ができるようになってほしいと思います。今日のサンドイッチは、ゆで卵、ゆでキャベツをマヨネーズで和えただけです。お家の人に教えてもらいながら自分で出来る料理を増やしていきましょう。

9月23日の給食

<今日の献立>
減量コッペパン・ペンネポロネーゼ・スタミナサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  ペンネとは、両端を斜めにカットした、ペン先のような形のマカロニのことです。ポロネーゼとは、肉とトマトのミートソースのことでイタリアのボローニャ地方が発祥と言われています。料理の名前には、それぞれ意味があります。この料理は、なぜそのような名前が付いたのだろうと考えてみるのも、食事を楽しむことにつながります。

9月21日の給食

<今日の献立>
わかめご飯・八宝菜・さつまいもと小魚の揚げ煮・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  八宝菜には、豚肉、いか、えび、卵などの体を作る赤の食品と、にんじん、キャベツ、チンゲンサイなどの体の調子を整える緑の食品がたくさん入っています。栄養バランスはとれているようですが、成長期の皆さんにはもっとカルシウムが必要なので、小魚の揚げ煮と組み合わせました。子供は大人の縮小版ではありません。この時期にしっかりないと、成長にも影響を及ぼし取り返しが付かなくなります。大人よりも多く摂らなければならない、鉄やカルシウムを意識して摂るようにしましょう。

9月15日の給食

<今日の献立>
五目ずし・ぼったり汁・フルーツのオレンジソースがけ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
  以前は、9月15日が敬老の日でした。今年は9月19日が敬老の日、「長年にわたり社会につくしてきたお年寄りを敬い、長寿を祝う」日とされています。記念日や祝祭日には、ヨーロッパや中国から伝わってきたものが数多くありますが、敬老の日は日本が発祥です。1947年に兵庫県の野間谷村が、お年寄りを敬い大切にしようと敬老会を開催したのが始まりだそうです。自分の家の祖父母だけではなく、その地域の全てのお年寄りを敬うというのが素晴らしいですね。今日の給食はお祝いの料理五目寿司です。

9月14日の給食

<今日の献立>
チキン照り焼きバーガー・野菜のカラフルスープ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
 朝ご飯の大切さを知っていますか?朝ご飯を食べると、睡眠によるお休みモードから活動モードへ身体を切りかえ生活リズムが整います。また、眠っている間に下がった体温が上がって血の巡りがよくなるので体が元気に動き出し、脳も活発にはたらきはじめます。また、エネルギーが脳に補給されることによって、集中力・記憶力が高まり、学力アップにつながることが様々な調査によって証明されています。運動会の練習も始まっています。パンに具をはさんだり、スープを足したり、朝ご飯は必ず食べてから登校するようにしましょう。

9月13日の給食

<今日の献立>
麦ご飯・豆腐の中華煮・パンサンスー・果物・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  中国は、医と食の源は同じという「医食同源」の国です。私たちも、日頃からバランスのとれた食事をとることで病気を予防していきましょう。今日の給食は、豆腐と豚肉を使った中華料理・豆腐の中華煮と野菜の和え物を組み合わせています。バランスのとれた食事には組み合わせがとても大切です。ご飯等の主食と、魚・肉・豆腐・卵等のおかず:主菜、野菜のおかず:副菜を組み合わせて食べるようにしましょう。

9月12日の給食

<今日の献立>
麦ご飯・蒲焼き・おかか和え・味噌汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
  由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人に不愉快な思いをさせないための2つがあります。基本的なことを覚えてこれからの食生活で実践していきましょう。まず、背筋を伸ばして姿勢よく食べましょう。姿勢の良い状態で食べるためには食器や箸・スプーンをきちんと持たないと食べこぼしてしまいます。食事の後、周りに食べ物が落ちているという人は、食器を持って食べているか、箸・スプーンの持ち方は正しいか、もう一度、自分の食べ方を確認しましょう。

9月9日の給食

<今日の献立>
マヨネーズパン・かぼちゃのシチュー・海藻サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  冬至の日にかぼちゃを食べると、かぜや中風にかからないとか、福が来るなどといわれてきました。かぼちゃの収穫は夏ですが、長く保存できます。太陽の恵みをたっぷり受けて完熟したかぼちゃを冬至まで保存し、緑黄色野菜の少ない冬場に備えました。夏が旬のかぼちゃには、粘膜や皮膚の抵抗力を強くするカロテンが多く含まれています。日本に伝えられたのは17世紀で、カンボジアからきたので”かぼちゃ”の名がついています。

9月8日の給食

<今日の献立>
三色ご飯・豚汁・ごまじゃこ和え・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会生
  皆さんの前にはどのように食器が並んでいますか。今日は食器の並べ方についてお話しします。食器の正しい並べ方は、主食のご飯は左の手前に、汁物は右側の手前に置きます。魚や肉のおかず(主菜)は右の奥で野菜のおかず(副菜)は左の奥に置きます。箸は食器の手前に箸先を左側にしてそろえます。牛乳は右手で取りやすいように右上の端に置きます。きれいに並べられたお料理は、よりおいしそうに見えますね。

9月6日の給食

<今日の献立>
冷や汁・五目豆・果物・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
  冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。宮崎県の郷土料理「冷や汁」を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう。足りないたんぱく質やビタミンを五目豆や冷凍みかんで補いました。冷凍みかんが冷たいという人がいますが、いきなり噛むのではなく、ちょっと口の中に入れてしばらくして噛むとおいしく食べられます。

9月7日の給食

<今日の献立>
ミルクパン・肉と野菜のカレー煮込み・大根サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  まだまだ暑い日が続いています。今日は食中毒についてのお話です。よく食べ物が悪くなっていないかどうか臭いをかいだり粘りがないかで確かめたりします。これは食べ物が腐っていないかどうかを確かめるためには良い方法ですが、食中毒菌が付いているかどうかは見分けられません。食中毒を起す菌は、ほとんど外から見ただけでは見分けが付きません。生肉には病原性大腸菌が、鶏肉や卵にはサルモネラ菌が付いていることが多いのですが、これらは少し付いただけでも食中毒を起します。だから食中毒を予防するためには、菌を付けない、増やさない、やっつけるということが大切です。菌をつけないために手洗いを十分しましょう。増やさないために食品を買った後は出来るだけ早めに使いきりましょう。やっつけるために調理の時は十分に中まで加熱しましょう。9月はまだまだ暑く、食中毒が起こりやすい時期です。食品は、常温に長く放置しないで手早く調理し、できあがったものはできるだけ早く食べること。暴飲暴食など体の抵抗力を弱めることはやめ、早起き・ 早寝・朝ご飯で体調を整えましょう。