食育

2016年6月の記事一覧

3月15日の給食

<今日の献立>
赤飯・チキン南蛮・味噌汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
 鶏飯は、鹿児島県奄美大島の郷土料理で、蒸した鶏肉やしいたけ、錦糸卵、漬物などの具材と、のり、ねぎ等の薬味をご飯の上にのせ、鶏がらスープをかけて食べます。給食では、給食当番がご飯に具材の入ったスープをかけて配りますので、自分でのりをちぎって食べましょう。洋風白和えは、豆腐にみそ、マヨネーズ、ごまを加えて衣を作り、きゅうり、ほうれん草、ロースハムを和えています。白和えを食べたことがない人にとって、豆腐に砂糖とみその味付けでは、おいしく感じないかも知れません。そこで、少しマヨネーズを加え、まろやかな味の洋風白和えにしました。

3月14日の給食

<今日の献立>
カレーライス・りっちゃんサラダ・デザート・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食事の重要性
 カレーライスは、小学校6年1組、中学校3年4組の希望献立です。りっちゃんサラダは、中学校3年5組の希望献立です。クレープは中学校3年3組の希望献立です。中学校3年生は給食を食べるのも明日まで、何とか皆さんの希望を取り入れたいと思って3月の献立を立てました。思い出に残る給食になれば良いですね。給食のカレーは、鶏がらでとったスープを使い、カレー粉の他に、チャツネ、ローレル、ソース、しょうゆ、ケチャップ等様々な調味料が入りまろやかに仕上がっています。食事は空腹感を満たすだけではなく、仲間とおいしく楽しく食べることで心を豊かにすることが出来ます。栄養素を取り入れるだけが食事ではないことを考えて楽しい食事になるための会話を工夫してみましょう。

3月11日の給食

<今日の献立>
米粉パン・肉と野菜のカレー煮込み・マカロニサラダ。牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
 5年前の2011年3月11日、東日本大震災が起き、たくさんの人の命が失われました。被災した人は、救助されるまで、寒さや飢えと戦っていました。日頃、給食を残していた小学生が書いた作文「ありがたいねぇ」は、私たちに食の大切さを教えてくれました。共同調理場では、パンの日、6人の調理員さんで1100人分の給食を作ります。ほとんどの野菜はスライサーという機械で切らなければ間に合いませんが、シチューやカレー、今日の肉と野菜のカレー煮込みのじゃがいもは、形が崩れるといけないからと、包丁で1コ1コ切っていきます。500コ近いじゃがいもの皮をむき、芽をとり一口大に切っていきます。もう一度、食の大切さについて考え、調理員さんの思いをしっかり受け止め、残さず食べるようにしましょう。

3月10日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・鶏みそおでん・カミカミサラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
 世界では、食事の時に「手で食べる文化」と「箸を使う文化」、「ナイフ・フォークを使う文化」の主に3つに分けられます。このうち、日本のように箸を使う国は、中国や韓国、ベトナムなどの国があります。中国では箸先まで同じ太さで長いものが多く、韓国では銀製やステンレス製の物が多く使われます。又、中国や韓国では、スプーンを一緒に使うことが多いため、日本のようにご飯もみそ汁も箸だけで食べる国は珍しいようです。日本の食を支える「箸を使う文化」、しっかり受け継いでいきましょう。

3月9日の給食

<今日の献立>
ハンバーガー・コーンスープ・ヨーグルト・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
  ヨーグルトは、お腹の健康に良い乳酸菌が入った食品です。よく、「この食品は体にいいんですよね。」という質問を受けます。確かに、良い食品ですが、それだけ食べていれば良いというわけではありません。私たちが生きていく上で絶対必要な栄養素、五大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、無機質、ビタミン)を食事でしっかりとることが大切です。そのためには、主食、主菜、副菜をそろえるようにしましょう。

3月8日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・いわしのおかか煮・ゆかり和え・団子汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  昔は、安い魚といえば鰯でしたが、今は、他の魚と値段は変わりません。魚の町・門川なので、毎日魚が使いたいのですが、値段が高くて1週間に1回使うのがやっとです。門川町学校保健会で調査した結果、家庭で魚を食べている人の割合が少ないことが分かりました。門川町は、魚の加工品が特産です。朝ご飯で「めざし」や「あじの開き」等意識して食べるようにしましょう。

3月7日の給食

<今日の献立>
麦ごはん・唐揚げ・ブロッコリー・根菜ごま汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食事の重要性
 たこ焼き風味揚げは、たこ、えび、ちくわ、キャベツ、にんじんをみじん切りにして、小麦粉、卵を入れて団子を作り、揚げてから、ケチャップ・ソースをからめ、かつお節と青のりをまぶして作ります。キャベツやにんじんがたっぷり入っていて、野菜嫌いの人でも食べやすい料理です。この料理で、野菜が食べられるようになった人もいます。野菜をしっかり食べることが健康であるために欠かせません。あきらめずに何度も何度も野菜を食べる努力をしましょう。

3月1日の給食

<今日の献立>
キムチチャーハン・豆腐シューマイ・ブロッコリー・チンゲンサイのかき玉汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食事の重要性
  キムチチャーハンは、中学校3年3組の希望献立です。チャーハンにも肉や野菜が入っていますが、それだけでは足りないので豆腐シューマイ、ブロッコリー、かき玉汁を組み合わせています。中学3年生は給食を食べるのもあと数日です。組み合わせを学んで、これからの生活に生かしてください。キムチチャーハンに入っている豚肉は、体をつくるたんぱく質だけでなく、ビタミンB1を多く含みます。ビタミンB1は、ご飯やパン等の炭水化物をエネルギーに変える時に必ず必要な栄養素です。ご飯・パン・ラーメンだけという食事を続けていると脚気という病気になりますが、これはビタミンB1が不足して起きる病気です。ラーメンに焼豚が付いているのは理にかなったことです。しかし、これだけでは野菜不足、しっかり野菜を付け足すことが大切です。

3月3日の給食

<今日の献立>
門川寿司・ぼったり汁・フルーツヨーグルト・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
  門川寿司は、中学校3年4組の希望献立です。フルーツヨーグルトは、小学校6年1組、2組、中学校3年1組、2組、4組、5組の希望献立です。3月3日はひな祭り、日本では季節や行事に合わせて地域や伝統を伝えるための様々な料理が作られています。これを行事食といいます。昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、季節の節目の邪気を祓う行事として紙で作った人形に汚れを移し川に流す行事が行われるようになりました。これがひな祭りのはじまりだといわれています。この時に食べる料理として、ひな寿司や蛤の潮汁等があります。今日は門川寿司にしました。門川寿司には、門川の特産品である魚の加工品がたくさん入っています。

3月2日の給食

<今日の献立>
揚げパン・白菜と肉団子のスープ・温野菜サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
  揚げパンは、小学校6年1組、2組、中学校3年1組、5組の希望献立です。揚げパンは、作るのには大変な手間がかかります。パン屋さんは早い時間に給食センターにパンを届けるため夜中の1時には仕事を始めています。そうして届けられたパンを給食センターで揚げ、きな粉・アーモンド粉・砂糖を混ぜた粉につけ、各クラスの人数に分けていきます。揚げパンは主食なので、栄養バランスがとれて時間のかからないおかずを組み合わせます。今日は白菜と肉団子のスープ、温野菜サラダと組み合わせました。いつも、主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけましょう。