食育

2021年10月の記事一覧

9月14日の献立


【献立】 冷や汁・五目豆・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。「冷や汁」は魚を焼いて身をほぐし、みそで味をつけ、いりこでとった濃い出汁で伸ばし、豆腐、きゅうり、しそを入れます。

9月13日の献立


【献立】 もちむぎごはん・豆腐の中華煮・中華サラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食の時間は、食について学ぶ学級活動の時間です。配膳はどのようにすれば素早く同じ量につぎ分けられるか、食べる時は食事マナーが身についているか、待っている時は今日の給食の食材や献立の組合せの何が参考になったかなど、給食時間が食について考える時間だということを意識して過ごしましょう。

9月10日の献立


【献立】 米粉パン・ポークビーンズ・海藻サラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポークビーンズは、豚肉と豆の煮込み料理です。昔に比べ、豆を食べることが少なくなっています。大豆が嫌いという人もいます。大豆は安くて栄養価に優れた食品です。長寿食の研究で知られる京都大学名誉教授の家森先生は「大豆は世界を救う」という本も出されています。たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB1 等、成長期の皆さんに必要な栄養素がたくさん含まれた大豆、もっともっと食べましょう。

9月9日の献立


【献立】 栗ごはん・さんまの塩焼き・ゆかりあえ・豚汁・牛乳



【献立一口メモ】9月9日は重陽の節句です。中国では1、3、5、7、9という奇数は縁起のよい陽の日とされ、3月3日、7月7日など奇数が重なる日を幸多い日とされてきました。中でも一番大きい陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、「菊の節句」として伝わりました。日本では、この日に栗ご飯を食べるので、「栗の節句」とも呼ばれています。季節を感じながら栗ご飯をいただきましょう。

9月8日の献立


【献立】 減量コッペパン・スパゲティペスカトーレ
      カレーマリネ・牛乳



【献立一口メモ】食品ロスという言葉を知っていますか。まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。学校給食では、使うものだけ計算して注文しているので、皆さんが残さなければ、食品ロスはありません。家庭では、買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認して、必要なものだけ買うようにしましょう。また、消費期限と照らし合わせ期限の切れそうな食材から使うことが、食品ロスを減らすことにつながります。世界では9人に1人が飢えに苦しんでいます。そのような中、日本の食品ロスは1年間に600万トン(平成30年度)、1人当たりにすると50kgの食品を捨てていることになります。1人1人が食品ロスを減らす工夫をすることが大事です。