食育

2017年9月の記事一覧

8月31日の給食

《今日の献立》麦ご飯・麻婆茄子・中華サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択
 
なすの鮮やかな紫色はポリフェノールの一種でアントシアニンという色素です。このアントシアニンには優れた作用があり、生活習慣病などの病気の予防に役立つことが分かってきました。 縁起のいい初夢として「一富士、ニ鷹、三茄子」と言いますが、「茄子は成すに通じる」 ことから茄子は縁起物として扱われました。選ぶときは、 ヘタについているトゲがチクチクするほどしっかりしているもの、実のツヤのあるものが新鮮です。 ナスを洗う時はヘタについているトゲに気をつけましょう。

8月30日の給食

《今日の献立》減量コッペパン・スパゲティナポリタン・日向夏風味サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:感謝の心
 
世界には、働かなければならない等の理由で、小学校に通っていない子どもが約7500万人もいます。また、学校に行ける子どもでも、空腹のために集中して勉強できないことがあります。国連では、このような子供たちのために学校給食を行っています。このおかげで、栄養状態が良くなったり、学校の出席率が上がったりしています。昔は、日本も同じ状況でした。外国から小麦と脱脂粉乳をもらって学校給食が始まりました。食べ物があふれている現在ですが、食べ物の大切さは変わりません。たくさんの人に支えられて食べることができるのだということを忘れないでください。給食のスパゲティは、具が多く、麺が普通の1/3の量しか入っていないので、主食には少なすぎます。具が多いので主食兼主菜と位置づけ、小さいパンをつけています。家庭では、主食として扱ってください。

8月29日の給食

《今日の献立》麦ご飯・さんまかぼすレモン煮・即席漬け・チンゲンサイのかき玉汁・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
魚には良質のたんぱく質が多く、魚の油には、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病予防に役立つ成分が含まれています。1週間の食事を振り返ってみて魚を全く食べていないということがないようにしましょう。特に骨ごと食べる小魚は、カルシウムや鉄も含まれているので成長期の皆さんに必要です。汁物の出汁をとった後の煮干しは捨てないで、成長期の皆さんが食べるようにしましょう。少ししょうゆをかけると食べやすくなります。

8月28日の給食

《今日の献立》鶏飯・洋風白和え・果物・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化
 
鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、ご飯の上に、鶏肉・卵・山川漬け等、鹿児島県特産の材料を使った具をのせて、鶏ガラでとった出汁をかけて食べます。皆さんは宮崎県の郷土料理を知っていますか?冷や汁、ちきん南蛮、がね等があります。

8月25日の給食

《今日の献立》食パン・日向夏ジャム・チリコンカン・夏野菜サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化
 チリコンカンとは、メキシコやアメリカ南部のチリパウダーをきかせた豆の煮込み料理のことです。昔に比べ、豆を食べることが少なくなっています。今日のチリコンカンに入っている豆は大豆です。大豆には、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB₁等、成長期の皆さんに必要な栄養素がたくさん含まれています。肉、魚、豆は同じくらいの割合で食べるようにしましょう。