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学校の様子

修了式

 すっかり春めいてきました。運動場の桜も日に日に咲き始め、児童の卒業及び進級をお祝いしているようです。

 昨日25日(月)の卒業式では、6年生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 そして、本日は、令和5年度の最後の授業日である「修了の日」でした。

 1番目に、学年の代表児童に校長が「修了証書」を手渡しました。この1年間、門川小学校において学習面や生活面、保健・体育面について頑張ってきた証です。代表児童の礼に続いてその学年児童全員も起立をして礼をしました。

 2番目に、2年生と4年生の代表児童による発表でした。

 2年生は、個人として「廊下歩行」と「整理整頓」を頑張り、学級としては「読書貯金カード(読書をした図書の冊数)」を頑張ったそうです。4年生は、「算数の計算問題」と「友達づきあい」、「リコーダー」を頑張ったそうです。2人とも、どのように頑張ったのかを具体的に述べ、その発表態度も堂々としていて、1年間の成長をとても感じました。

 3番目に、校長の話でした。これまでに校長が全校児童に向けて話してきた「命を大切にする。」「友達を大切にする。」「“ありがとう”や“ごめんなさい”のことばを、きちんと言う。」「整理整頓する。」について、児童と一緒に振り返りました。

 4番目は、校歌斉唱でした。児童のピアノ伴奏も5年生に引き継がれ、上手な伴奏で1番を声高らかに歌いました。

 5番目は、学習、保健・体育、生活を担当する先生からのお話でした。学習については、各学年から出される春休みの宿題をしっかり取り組み、自分の実力を高めようという内容でした。保健・体育については、「門川小メディアの約束」である、携帯・スマートフォン・ゲーム・動画は、夜9時には電源OFFを守ろうという内容でした。生活については、「自転車に乗る範囲を守ろう。~1・2年生:家のまわり、3・4年生:地区内、5・6年生:校区内~」「公園を正しく使い、ゴミは家に持って帰ろう。」「夕方5時までには、家に帰ろう。」という内容でした。

 6番目は、善行児童の表彰でした。門川町の子どもたちの模範となる素晴らしい行いをした児童生徒を表彰することで、全ての子どもに対する教育的効果を高め、門川町の基本方針である「明日の門川を担う優れた人材の育成」の具現化に資するという目的で、門川町内の小・中学校で行われています。推薦規準として、次のことを設定しています。

 〇 学校において、望ましい人間関係の醸成に努めた。

 〇 主体的に奉仕活動等に努め、学校の環境美化に貢献した。

 〇 何事にも明るく前向きに取り組み、学校生活や家庭生活の充実・改善のために努力した。

 以上の規準を鑑み、各学年1名ずつ表彰し、その模範的行動をみんなで称えました。表彰された皆さん、おめでございます!

 春休みは、12日間あります。何よりもまず命を大切にしながら、次の学年への準備をしっかりしてほしいです。

 令和6年度の1学期のスタートは4月8日(月)です。

 

 この1年、門川小学校のめざす児童像である「進んで学習する子」「手を差し伸べ、助け合う思いやりのある子」「健康で最後までやり抜く元気な子」の姿をたくさん見ることができました。ご家族・地域の皆様方のご厚情に対しまして、職員一同、心より感謝申し上げます。

祝! 門川小学校 第122回卒業証書授与式

 雨の降る中でしたが、体育館の会場内は大変あたたかな雰囲気の中、79名の卒業生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 卒業生が壇上で自分の夢や感謝のことばを述べる姿は、6年間での成長を感じることができるとともに、今後の活躍を期待させる姿で、とても感動しました。また、声を合わせて精一杯の歌声を会場内のみんなに届ける姿は、とても輝いていて、心にジーンときました。

 この6年間、学校生活の中でたくさんの友達や先生、地域の方々に出会って学び、そして、保護者や地域の方々に愛され、守られ、育てられてきた卒業生。これらは、何事にも代え難い財産となって自分の夢の実現へ力強く後押ししてくれることでしょう。

 いつもリーダーシップを発揮し、明るく元気に門川小学校を引っ張ってきた6年生。この1年間、頼りになる素晴らしい背中を在校生にたくさん見せることができました。きっと、現5年生が、その素敵な思いや態度を引き継ぐはずです。なぜなら、在校生代表として参加した現5年生の態度や歌声も、とても素晴らしかったからです。

 79名の卒業生の皆さんの中学校でのますますの活躍を、職員一同心から応援しています!

 当日はご多用の中、門川町役場総務課長様、門川町教育長様、門川町議会議員様、校区内の地区会長様、校区内の民生委員児童委員様、学校運営協議会委員様、そしてPTA会長様にご臨席を賜り、激励をいただきました。また、門川町役場総務課長様からは卒業記念品贈呈を、門川町教育長様とPTA会長様からはお祝いのお言葉をいただきました。心より感謝申し上げます。

 

卒業式予行練習

 3月19日(火)は、5年生も参加して卒業式予行練習が行われました。

 その予行練習を行う前に、6年生の女児1名を善行児童として、表彰しました。

 彼女は、毎朝、児童玄関前や校庭の落ち葉掃きなどのボランテイィア活動に自ら進んで取り組み、学校美化に努めていました。また、学級で欠席者がいると忘れずに手紙を書いたり、学級のまとまりを高めていこうとしっかりした判断や行動をしたりしていました。

 

 さて、卒業式の予行練習ですが、入退場、卒業証書授与、門出の歌などを通して行うとともに、その所々で1人1人の発表の仕方、起立や着席の仕方、返事の仕方、歩き方、などの指導を行いました。特に門出の歌の2曲は、ハーモニーがとてもすばらしく、心にジーンときました。

 一方、5年生は、「これまでありがとうございました! ご卒業おめでとうございます! 4月からの門川小学校は、私たちに任せて下さい!」という心の声が聞こえてきそうなほど、立派な姿勢で椅子に座り、6年生の様子をじっと見ていました。

 

 練習を重ねるたびに6年生の行動用様式は確かに良くなってきています。しかし、卒業式当日に来られたご家族や来賓の皆様は、その日の卒業生の様子や態度しか見ることができません。つまり、これまでの練習による向上的変容を感じたり見ることはできないということです。

 そこで、「あなたたち卒業生1人1人が満足し、来場されたご家族や来賓の皆様が感動する式にするために、まだまだあなたたちは残りの2日間の練習で伸びます。がんばりましょう!」と話しました。

 

2年生と3年生も、クリーン作戦

 3月15日(金)の午前は2年生が、全員で中央街区公園に行き、クリーン作戦を行いました。

 ゴミを拾い始めると、ペットボトルやお菓子の袋等がたくさん落ちてあり、終始、子どもたちは驚いていました。ビニール袋は、すぐにゴミでいっぱいになりました。子どもたちにとって、公共施設での過ごし方を改めて考える良い機会となりました。

 今回の活動を通して、日常生活の中でゴミを捨てないことや、ゴミを拾う意識を高めて欲しいです。

 

 土曜日・日曜日をはさんで、3月18日(月)の午後は、3年生がクリーン作戦を行いました。

 中央街区公園と本町公園に分かれて行いました。活動が終わったらその公園で「さようなら。」ができるようにランドセルをからって公園に向かったのですが、その道中にもたくさんゴミを落ちていて、それを拾いました。また、公園の敷地内だけではなく、公園の周りや空き地からもたくさんのゴミがが見付かり、それも拾いました。ペットボトルや空き缶などの大きな物から、紙くずやマスクなど、いろいろな物が落ちていました。子どもたちは、すみずみまで一生懸命拾い、ゴミ袋がいっぱいになりました。

 この活動を生かして、門川町の街を綺麗にしたいという気持ちを大きくもってほしいです。

4年生もクリーン作戦

 3月14日(木)の2校時と3校時は、4年生もクリーン作戦を行いました。

 目標は、「身近にある公園の清掃活動を行うことをとおして、日頃から公園をきれいに使う気持ちを育てる。」でした。

 4年1組は、下納屋公園や上納屋公園のゴミ拾いを主に行い、漁港沿いも行いました。

 4年2組は、本町公園のゴミ拾いを主に行い、尾末神社近くの堤防も行いました。

 2学級とも、ぱっと見える広場の部分だけでなく、木の茂みや側溝なども目をこらしながら一生懸命にゴミ(ペットボトル、お菓子の包装紙、空き缶、たばこの吸い殻など)を拾いました。地域の方が、「頑張っているね。」「ありがとうね。」「すごくきれいになったよ。」などの声をかけてくださり、児童の活動意欲は、ますます高まりました。ありがとうございました。

 帰校すると、環境水道課の方による分別の説明があり、その後、実際に自分たちが拾ってきたゴミを分別しました。「私たちが、よく利用している公園にゴミがあるということは、私たちの責任でもあると思います。ゴミが落ちていない公園にしたいです。」、「身近なところにこんなにゴミが落ちていたなんて、びっくりしました。大人になっても、絶対にポイ捨てはしません。」などの声が児童から聞かれました。とても有意義な約2時間の活動になりました。

 

第3回親子であいさつ登校&5・6年生の地域ボランティア清掃

 門川小学校では、保護者があいさつする姿を児童に見せることで、児童の率先あいさつ(先出しあいさつ)のきっかけとするとともに、地域全体の人間関係を豊かにすることを第1目標として、親子であいさつをしながら登校する取組を継続して行っています。

 第2回目は、10月の運動会当日でしたが、今回の第3回目は、3月11日(月)~3月15日(金)で各家庭が実施可能な日に行ってくださるようにお願いしました。その期間内で特に、昨日の3月14日(木)は、5・6年生の地域ボランティア清掃と重なりました。

 5・6年生は、通学路に落ちているゴミを拾いながら登校しました。また、この日に親子であいさつ登校を実施してくださった5・6年生の保護者の皆様は、お子さんと一緒にあいさつだけでなく、ゴミ拾いまでしてくださいました。

 今回の活動をとおして、児童は、「率先あいさつ(先出しあいさつ)」の意識を高ることができたとともに、地域のゴミ問題にも関心をもつことができたと思います。

 この1週間、親子であいさつ登校に参加してくださった保護者の皆様、朝のお忙しい時間帯、地域に誇れる学校づくりのために、ありがとうございました。

 

 さて、拾ったゴミを各自白いビニール袋に入れて登校してきた5・6年生は、1校時にそれに関する学習を行いました。

 門川町役場の環境水道課の2名を講師に、燃えるゴミと燃えないゴミの分別の仕方について学習しました。児童は、とても理解が早く、すぐに学級ごとに45Lごみ袋の中に分別することができました。

 分別作業後は、少しの時間しか設定できませんでしたが、講話を頂きました。

 海洋プラスチック問題(特にマイクロプラスチック)のお話でした。プラスチックを体内に取り込んだ魚や鳥を食べることで、人間の体の中にもプラスチックが知らないうちに蓄積されていく危険性があるという内容でした。そして、ゴミになる物を捨てるのは一瞬だけど、それは、ずっと残り続けるということ。そのため、ゴミになる物が落ちたから、風で吹き飛ばされたからという理由で「もう、知らない。」ではなく、しっかりと拾って欲しいということでした。そして、ゴミを拾うということは、「ぼく・私は、世界の環境を救うヒーロ・ヒロインだ!!」と思ってほしいと強く訴えていました。

 分別したゴミは、門川町役場の環境水道課の2名の皆様が、軽トラックに乗せて、門川町の清掃工場に運んでくださいました。

 門川町役場の環境水道課の2名の皆様、お忙しい中にゴミの分別の仕方の説明や講話、分別したゴミの運搬など、どうもありがとうございました。児童は、これまでの自分のゴミに対する考えを振り返ることができたと思います。また、門川町(特に門川小学校校区内)のゴミ問題に関心が高まったと思います。 

手話を知ろう

 3月4日(月)の2~3校時は、「門川手話サークル」に所属する4名の方に来校いただき、5年生が手話について学びました。

 5年生は、総合的な学習の時間に「福祉」について学んでおり、今回は耳が不自由な方とのコミュニケーションの1つとして手話を学ぶことになったのです。

 まず、「聴覚障がいって、どんな障がい?」「聞こえないって、どんなこと?」「コミュニケーションについて」「手話通訳の仕事(手話通訳派遣事業の活動、イベント等での手話通訳活動)について」の講話をいただきました。

 次に、手話の学習でした。初めての手話ということで、次の1)~5)ことを教わりました。講師の先生が何度が黒板前でやって見せ、その後、児童の間を回って、指の方向や傾き、動き、手の甲の方を相手に見せるのか手の平の方を相手に見せるのか等を丁寧に、やさしく教えてくださいました。

1)家族の名称

 父、母、兄、弟、姉、妹、祖父、祖母

2)数の表し方

 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千、万

3)簡単なあいさつ

 おはよう、こんにちは、こんばんは、はじめまして、よろしくお願いします、ありがとう、

 すみません、さようなら、今日、どうしました?

4)指文字の表し方

5)自己紹介の仕方

 最後は、児童からの質問でした。「手話はだいたい何個ぐらいあるのですか。」「手話は、国によって違うのですか。」「手話をする上で気を付けないといけないことは、何ですか。」「手話通訳の仕事をしようと思ったきっかけは、何ですか。」「手話通訳の仕事のやりがいと難しさは、何ですか。」等の質問がありました。それらについても丁寧に、児童の分かりやすいように答えてくださいました。

 4名の講師の皆様、お忙しい中、約90分間もの長い時間、5年生のために熱心にご指導いただきありがとうございました。児童は、講師の先生の豊かな表情からも、手話は手先だけの動きではなくて、表情や口の動きもとても大切だということが分かったと思います。

お別れ集会・お別れ遠足

 3月1日(金)は、お別れ集会及び、お別れ遠足が行われました。

 まず、8時25分~9時10分は、運営・集会委員会の5年生児童が司会・進行をしながら、お別れ集会を行いました。

 《ねらい》

 1~5年生…6年生の卒業を全校児童で祝い、卒業生の活躍を祈る。

 6年生…6年間を振り返り、学校に対する感謝の気持ちや将来への新たな期待をもつ。

 

 1年生は、「ありがとうの花」の歌を、踊りながら楽しく全員で歌いました。

 

 2年生は、「お・め・で・と・う」を頭文字にして、6年生へメッセージを送るとともに、「ウンパッパ」を全員で振り付けをしながら歌いました。

 

 3年生は、「冬さん さようなら」の曲を、3年生から学習が始まったリコーダーで上手に演奏しました。

 

 4年生は、先日の2分の1成人式において保護者に披露した「水平線」を、いろいろな楽器を使って上手に合奏しました。

 

 5年生は、音楽を続いたので、「いのち」と「出発するのです」という、卒業を間近に控えた6年生にとって、ふさわしい2編の詩を、しっとりと群読しました。

 

 6年生は、下級生からの発表のお礼として、卒業式で歌う「絆」を合唱しました。まだ、練習途中だということだったのですが、美しい歌声が体育館に響き渡り、下級生はうっとりとしていました。

 

 お別れ集会が終わると、トイレ等を済ませ、運動場に全校児童が集合しました。そして、生活指導担当の先生から交通安全についての諸注意があり、9時40分に、約1.8㎞先にある門川町海浜総合公園(多目的広場)に出発しました。1年生は6年生が、、2年生は5年生が横について一緒に歩きました。

 現地に到着すると、敷地内をカラーコーンで6つに分け、各学年が遊んだり、お弁当を食べたりする場所を確保しました。

 

 自分たちの場所の確保ができたら、早速、学年・学級の時間になりました。

 6年生は、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手からいただいたグローブを用いて、キャッチボールをしました。「このグローブ、とても軽い。」「軽くて、使いやすい。」等の声が聞かれました。その他の学年の児童は、ドッジボール、ドッジビー、短なわ、長なわ、だるまさんが転んだ、花いちもんめ、鬼ごっこ等の遊びを楽しんでいました。遊具は一切設置されていない場所でしたが、児童は自分たちで遊びを考えました。先生たちも、児童の中に入って、一緒に楽しんでいる姿がとても印象的でした。

 

 風は強かったですが、晴れの天気に恵まれました。平素とは異なる生活環境の中での集団活動をとおして、児童と児童、児童と教師相互の人間的な触れ合いを深め、楽しい思い出をつくることがことができたと思います。

 今回の遠足は、「お弁当の日」でもありました。保護者の皆様には、お子様に実態にあった「お弁当の日」の取組をしてくださったことと思います。そして、遠足の準備等、どうもありがとうございました。

今年度4~6年生の最後の授業参観

 2月27日(火)は、令和5年度4~6年生の最後の授業参観でした。

 4年生は、10才を迎える学年ということで、ご家族を前にして2分の1成人式を体育館で行いました。

 オープニングで運動会で披露した「エイサー”三線の花”」を再度披露しました。その後、児童一人一人がご家族へ感謝の言葉を伝え、10才の記念に作った色紙を手渡しました。また、音楽科の時間を中心に、頑張って練習してきた合奏「水平線」や合唱「10才のありがとう」を披露しました。さらに、10才の今、自分が伝えたいこと(将来の夢など)を具体的に発表しました。参観された保護者の中には、これまでのいろいろな思い出が浮かんできたのでしょう、目をウルウルされていた方もいらっしゃいまいた。とても感動的な式でした。

 

 5年生は、「いいところ探し~なりたい自分になるために~」の学級活動をしました。最初に、自分のいいところ探しをしました。自分のいいところはどんなところなのか、じっくり自分の言動を振り返ったり、友達や家族から見たいいところを教えてもらったりしました。ちょっと恥ずかしがっている児童もいましたが、自分の長所を知るよい機会だったと思います。その上で、これからどんな人になりたいのか考えました。そして、なりたい自分になるためにはどんなことをこれから頑張らないといけないのか、自分で考えたり友達からアドバイスをもらったりしました。

 「こうなりたい!」と、まずは具体的なイメージをもち、それに向かって努力すること・・・とても素敵なことだと思います。この世に同じ人は一人もいません。一人一人によさがあって、一人一人が大切な存在なのです。

 

 6年生は、国語科でした。詩「いのち/小海 永二」を用いて、作者の伝えたいことについて考えました。

《いのち/小海 永二》

 花です/虫です/からだです

 鳥です/草です/こころです

 それらはみんないのちです

 いのちは/どれも/ひとつです

 いのちのふるさと

 地球もひとつ

 風が吹き/雲の流れる地球のうえに/要らないものなどありません

 互いに支えているんです/見えない手を出し 声を出し/互いに支えているんです

 どれもひとつで/どれにもひとつ/全部が大事ないのちです

 児童は、静かな雰囲気の中で、自分で考えたり、グループになって友達の意見を聞いたりして、「命は大事である。」「命は一つである。」「地球にあるものすべて大切で、要らないものなどない。」「命あるもの全てが、お互いに大切に思って、支え合って生きている。」「自分の命や他の人の命を危なくするようなことは、絶対にしてはいけない。」ということを作者は、強く伝えたかったのではないかという結論になり、学習の最後には、再度この詩を味わいながら、声に出して読みました。

 卒業を控えた6年生、自分の命や他の人の命の重みを改めて感じることができたと思います。

 

 4~6年生の授業参観も、1~3年生の授業参観に続いて、児童の成長を感じていただけた学習内容だったと思います。年度末が迫るお忙しい時期だったとは思いますが、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。 

第3回門川町立門川小学校学校運営協議会

 2月26日(月)の19時00分~20時30分は、「第3回門川町立門川小学校学校運営協議会」が行われました。

 門川小学校の協議の柱は、①防災教育(危険回避能力の育成)、②あいさつ(コミュニケーション力の育成)の2つであり、年間をとおしてこの2つの班に分かれて、協議・熟議を進めてまいりました。

 3回目の今回は、1年間の振り返りと今後の見通しについて、各班で協議・熟議を行いました。

 防災教育班では、下校時避難訓練において、「児童によるその場に応じた自主的な避難の様子が見られ、より、実践的な避難訓練になった。」「計画の段階から学校運営協議会委員も加わって、先生たちと一緒に実施方法を考えることができた。」など、嬉しいご意見がありました。そして、次年度に向けて、「学校のノーメディアデイの時に家族で防災会議をぜひ行ってほしい。」「親子で通学路を歩き、実際に大地震が来たときに、いま通った道がどうなるのか親子で想像力を働かせ、危機意識をもって、避難経路を親子で話し合ってほしい。」などのご意見をいただきました。

 あいさつ班では、「年々、先出しあいさつが向上してきている。気持ちがよい。」「地区の方々にあいさつエピソードを募集したところ、たくさんの返信があった。地区の方々にも、あいさつの励行に興味をもってくださっている。」という感想をいただきました。そして、「地区によって、あいさつ運動に差がある。」「あいさつ運動を展開するにあたって、どのように児童へ指導をしているのか、学校の指導方法を具体的に示してもらえると、地域も一緒になって児童に接することができる。」という次年度への向けた意見もいただきました。

 令和6年度も、防災とあいさつの2本柱で、児童の向上的変容をより一層図っていき、地域とともにある学校・地域に誇れる児童の育成を推進してまいります。

 学校運営協議会委員の皆様、令和5年度も、どうもありがとうございました。