1泊2日の宿泊学習

 7月18日から19日にかけて、大河内小学校恒例の宿泊学習が行われました。
全児童が、地域にある九州大学宮崎演習林に宿泊して活動する中で、自立や責任、協力、そして、自然を愛する気持ちなどを学ぶというねらいがあります。
 九州大学宮崎演習林の方々が、学校までおいでくださり出発式を行います。1年生は、もちろん初めての経験です。

 出発式の後は、演習林施設に移動して荷物を置いたら、すぐに大自然の中での活動です。
今回は、「栂の木歩道」を散策するコースでした。樹木の成長の条件や、それぞれの木の特徴、森に住む生物の関係など
とてもくわしく説明してくださいました。足下に目をこらし、また、周囲の広い範囲に目を向けながら自然を満喫することができました。



 夕方、施設に帰り、部屋に入り荷物の整理が終わったら、夕食作りです。
夕食は、ハヤシライスとサラダです。役割を分担しててきぱきと取り組みました。



できたハヤシライスとサラダを演習林の皆さんと一緒に食べました。みんな「美味しい」と言ってくださったのでよかったです。
 夕食やお風呂が終わり、夜の時間は生き物についての特別学習でした。「両生類とは虫類」についてでした。
オタマジャクシやトノサマガエル・ヒキガエル、イモリ、カナヘビ、ヤモリ、ジムグリという蛇やシマヘビ、そしてスッポンなど見ることができました。
演習林の職員が、生き物を実際に見せながらまた、触らせながら詳しい説明をしてくださいました。

  【ヒキガエル】鳴き声が意外にかわいくて         【ヤモリ】どこにでも吸い付くけど吸盤はない

  【ジムグリ】その場で卵を産んだみたいでビックリ     【シマヘビ】毒はありませんが攻撃的でした

      【スッポン】意外に甲羅がやわらかい         【スッポンの卵】生まれるのが楽しみです
普段なかなか見ることも、ましてや触ることもできないような生き物を触りながら観察できて、みんなとても満足したようです。
   次の日の朝は6時30分に起床して、シーツや寝具の整理、洗面など自分たちでやりました。上級生がお手本になりました。

 片付けが終わったら朝食の準備です。炊きたてのごはんでおにぎりをにぎり、お味噌汁と食べました。
みんなで食べると、いっそう美味しく感じました。





 朝食後は館内の掃除をしました。感謝の気持ちを込めてきれいにしました。


 掃除が終わったら解散式。心を込めて1泊2日のお礼を言いました。


 自分のことは自分で、協力しながら楽しく、充実した活動ができました。
九州大学宮崎演習林の皆様、事前の準備から本当にお世話になりました。
ありがとうございます。