大河内の「40分」

いきなりの顔からのアップから始まりました。

これ、救急救命法を練習するためのお人形です。本日の研修「救急救命法」で使用させていただきました。

 

ここでタイトルの「大河内の40分」の話になります。

現在、日本の救急車到着平均時間は「10分」です。大河内地区は早くても「40分」かかります。連絡先は熊本の「上球磨消防本部」です。本校から119番をすると遠方の日向消防署につながってしまい、結局、上球磨消防本部に要請されるので、直接そちらへ連絡することが一番の方法です。そして、容態次第では、同時にドクターヘリがこちらへ飛んでくることになります。

  

救急救命を実際に練習しながら、校長先生の「『もどってこい』と思い続けて(最低40分間)するんだよね。」とつぶやかれた言葉が心に残りました。2分の胸骨圧迫法でかなり疲れます。でも限られた人数の私たちでリレーしながら信じて続けていくことが大切なんだと思いました。本当はそのような緊急事態が無いのが一番なのですが、もしもに備え、よい学びとなりました。

 

以下の写真はその日の5校時に行われました「プール清掃」です。みんなの頑張りできれいになりました。楽しく、安全第一でプールでの活動を楽しみましょうね!