先祖のご供養が目的の一つです

「大河内臼太鼓踊り」の練習が始まりました。

今年度初めてでしたので、VTRを視聴し、実際に踊りながら思い出していきました。

毎年踊っている大河内っ子ですので、すぐに思い出し、踊ることができていました( ゚Д゚)ス・スゴイ・・。

そもそも「大河内臼太鼓踊り」って何だろう?なぜ踊るのかな・・?と思ったわたし(教頭)

村のHPに分かりやすい説明を見つけましたので、以下、引用文です。

 

椎葉では珍しく十五夜踊りと称される臼太鼓踊りである。現在は大河内八幡神社で奉納されるが、戦前頃まで旧庄屋宅の庭で行われるものであった。祭日も前は旧暦の8月16日であった。これは祭日である旧暦の16日の早朝、十五夜の月が山際に沈もうとする時刻に村人が神社に参集し五穀豊穣を祈るためで、この神事は十五夜の月が消えようとする頃から始められているのである。雨乞い。虫追いのための念仏芸能が地元領主の庇護のもとで行われることは、農民支配の有効な手段であったとされるが、ここ椎葉のような山村でも同じことがいえよう。この庄屋宅に八幡様の墓とも、那須兵部太夫の墓とも称する供養塔がある。これが大河内本郷全体の先祖墓であるとされる。従って、この先祖墓を供養することが臼太鼓踊りの目的とするところでもある。

 

踊りをしっかり覚えることも大切です。さらになぜ踊るのか、またその踊りに大河内地区の方々のどのような思いがあるのか、子どもなりに理解していくことも伝承活動で大切な目的の一つかなと思いました。

次回より保存会の方々にもご協力いただきながら、本番(運動会での披露)へ向け、練習を積み重ねていきます!