味覚の授業!!

 10月24日、「味覚の授業」が行われました。
 3年生から6年生までの5人で受けることになりました。
 子どもたちは、味覚=食べること、とたいへん期待が高まっていたようです。
 今回講師として来ていただいた方は、椎葉村内の「よこい処しいばや」の店主椎葉昌史さんです。

 みんなであいさつをして、いよいよ授業開始。
自己紹介では、昌史さんの経歴を真剣に聞いていました。
 まずは、人間の五感と味覚(塩味・酸味・苦み・甘味・うま味)について教えていただきました。

 人が感じる味覚は、持っている五感を通して感じるもので、一つかけても本当の味とは違ってしまうんだそうです。鼻をつまんでグミの味を味わってみて、みんな納得していました。

    ★鼻をつまんで食べてみると          ★うんうん。これが本当の味           ★うま味成分のもとは

  ★苦みを味わうと・・・                ★酸味に思わず
 五感で感じながら食べることが、食べる楽しさにもつながる。五感で楽しめるような、食事を作れると楽しくなると感じました。
 さあ、予備知識を学んだところで、五感を使った料理を作る活動が始まりました。
みんな、けがしないように注意を守りながら、協力して作っています。


 メニューは、「ラタトゥイユ(ラタツゥユ)」。フランスの夏野菜の煮込みです。
色鮮やかな材料。オリーブオイルやニンニクのよい香り。そして熱が加わるときの音。
どれも、心を弾ませてくれます。

おいしそうな料理ができたら・・・もちろん食べてみます。

今回、学んだことを振り返りながら、6年生のTくんが感想とお礼を言いました。

とても貴重な学習ができました。将来、調理の世界で活躍する人がこの中から育つかもしれません。
そうでなくても、私たちが生きる上で大切にしていくべき食について、広い知識と深い考えを育むことができたのではないでしょうか。
本当にありがとうございました。