優しい語り口
7月16日(水) 5年生の出前授業が行われました。5年生は総合的な学習の時間で地域の文化の一つとして民話について調べています。今日は「延岡の語り部・萌ぎの会」の方々に来ていただいて、延岡市、宮崎県に伝わる民話を聞かせてもらいました。方言を交えたどこかノスタルジックな優しい語り口にいつしか民話の世界へ引き込まれていきます。
お話の途中では歌に合わせた楽しい指遊びも教えていただきました。みんな楽しく指遣いを真似していました。
お話を聞いた後は質問タイムです。子どもたちからは「語る時に気をつけていることはどんなことですか?」「民話の魅力ってどんなことですか?」「一番好きなお話は何ですか?」などたくさんの質問が出されました。
「方言を入れて、面白く語るようにしています。」「お話をする時は、お話に関係する史跡などを必ず訪れるように心がけています。」「同じ話でも語る人が違うと、全然違うお話のように感じるのが民話の面白いところです。」萌ぎの会の皆さんに答えていただいたことを、忘れないようにしっかりとメモします。今日、実際に語りを聞いて感じたことや新たに知ったことがたくさんありましたね。
5年生のみんなはこれからも民話についての調べ学習を進めて、最後は実際に語り手に挑戦することを目標にしています。今日の学習がきっと生きるでしょうね。萌ぎの会の皆様、素敵な時間のプレゼント、ありがとうございました。