学校日誌

フレー!フレー!こ~め!

梅雨の合間の澄み渡る青空の下。6月20日(金)5年生が田植えを行いました。

JA青壮年部の方々や地域の方々のご協力をいただいて、「お米学習」スタートです。

最初に苗の植えたかを伝授していただき、早速開始しました。

「うわあ!動けません!!」

「にゅるっとして気持ち悪い!!」

「も~う。泳ぎたい!!」

最初は動くのもやっとで、なかなか赤い玉の下に植えることが難しかったようです。

悪戦苦闘すること1時間。どろんこになりながら、なんとか植え終わりました。

手植えの後は、水面をアメンボのように移動する自動草取りロボット、自動田植え機の見学もさせていただきました。

水田の広さを田植え機が自分で感知して、植える量を調整する様子に思わず見入ってしまいました。

子どもたちも実際に乗せていただき、貴重な体験になったようです。

私の住む地区では、夜しか用水路に水が流れてこないので、水田に水をためてトラクターで耕耘するのは夜中の作業です。しかも、1枚1枚の田が狭いので、田植えができるようになるまで1週間以上かかります。そういった意味で、豊かな川島の水、広々とした田、機械化等、どれも羨ましく感じました。しかし、やはり人出不足だとか・・・。

幼少期のこの時期に、『地域資源(人・物・事)』に接することで、子どもは地域を愛し、故郷を慈しむ大人に育つと信じています。毎日接している職員や保護者の方々、田植え学習等で関わってくださる身近なたくさんの方々の後ろ姿を見ながら・・・。それこそが、地域創生の要になるとも考えています。

最後は植え終わった田んぼに全員で、

「フレー!フレー!こ~め!!」とエールを送りました。

これからの学びがとても楽しみです。興奮・ヤッター!