「はちみつじまん」~不審者対応避難訓練~
延岡警察署生活安全課のスクールサポーター 興梠 教三(のりみつ)さんにお願いして、「不審者対応避難訓練」を実施しました。訓練の設定は、「凶器を持った不審者(スクールサポーターの興梠さん)が西門から学校に侵入。犯人は単独犯。酒に酔い、言動が支離滅裂。体育館正面から侵入し、体育館内で大声を出して動き回る。このとき、体育館では、1年生の体育の授業が行われている。」という状況でした。
このような事態が発生したら、
①1年生のお友達の職員室への一次避難と連絡、不審者への対応)
②放送①、不審者への職員の対応、警察への連絡、他学年児童の一次避難(各教室)
③不審者確保・警察への引き渡し後、放送②、体育館への二次避難
を迷うことなく迅速に行わなければなりません。
本校の校長先生、教務主任の佐藤先生、6年担任の後藤先生が不審者を取り押さえるまでの様子です。掛け替えのない川島小学校の子どもたちや先生方の命を守るために真剣に行いました。
訓練の終わりに、興梠さんより「はちみつじまん」の合い言葉を教わりました。これまでは「いかのおすし」というのはありましたが、これは不審者に出会ったら注意することで、不審者を見分けるために大事な視点が入っているのが、「はちむつじまん」なのです。
担任の先生方が事前指導で、「不審者ってどんな人?」と聞くと、「黒いマスクやサングラスをつけている人」とか「危ないものを持っている人」とか外見で判断した答えが返ってきます。しかし、行動で判断することが大事なポイントです。つまり、
「は」話しかけてくる人 「ち」
近づいてくる人 「み」
見つめてくる人
「つ」ついてくる人 「じ、ま」
じっと待っている人 「ん」
ん
と注意
不審者といわれる人は、そんなにたくさんはいませんが、このような人には要注意です。また、不審者に会わない、または狙われないための合い言葉が、「ひまわり」です。
「ひ」~一人だけになるところには行かない。 「ま」~まわりから見えにくいところは、注意。
「わ」~別れ道、脇道、裏道は通らない。 「り」~利用されていない家、細い道は使わない。
基本は、自分の命は自分で守ることです。いざというときに、この合い言葉がきっと役に立つことでしょう。
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